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今から三年ほど前だから、バリ人の一般的な一ヶ月の収入が日本円で5,000円から8,000円が相場だった頃、なんとこのジゴロは一ヶ月に40万円は稼ぐというのだ・・・。 その金のむしり取り方は、次のようなものであった・・・。『とにかく一晩でもベッドを共にしてしまえばこっちのものさ・・・』とうそぶくが信じがたい・・・。『そう簡単に行くの? ポイントはなに?』『簡単だよ。徹底的に尽くす、徹底的に優しくする。これに限るね。日本の男にそんなのいないってみんな言うよ』 うぬ・・・・・・・・。 そういえば近頃は逆で、尽くされたい、優しくされたい・・・という男が多いような気がする。その渇望がコロリとさせてしまうのか・・・。『夜の相手を欲しがっている女は判るんだ。それに、一晩でも相手をすれば間違いなく一万円くれるしね。滞在中は毎晩だから、それだけでも大きいよ』 といえども、年に2、3回しか来ないであろう。それで月に40万円の収入になるとは思えない。その疑問をぶつけると、『肝心なのは、この男は心底私を愛していると信じ込ませることだよ。そうすれば、仮に一年に2回ぐらいしか来れなくても、頼めば送金してくれるし、来る時はお土産を沢山持ってきてくれるんだ』 平均一人の女性が一ヶ月に3万円から5万円送金してくれるという。 なるほど・・・。そんな女性が8人もいれば、確かに月収40万円になる。 送金をねだる理由を訊くと、日本語学校に行く、バイクで事故った、家族の誰かが病気で入院した、死んだ・・・というのが多いそうだ。これは、インドネシアの女性が外国の男に金をせびるときも多い口実。 そして、来る時にお土産に頼むものは、服やスニーカーはもちろんのこと、デジカメ、8ミリビデオ、携帯電話などなど。しかも、その大半を受け取ったらすぐに売り飛ばすので、これも現金収入として大きいという。 ジゴロ達は、日本女性に金をねだりながら、どこまで貢いでくれるかを見極めるという。本人の貯金が少なくなっても親から引っ張り出せると判断するや、次の作戦に出るというのだ。 それは・・・『こっちで一緒に商売やろうよ・・・とか、結婚して、こっちで一緒に住むために家を建てようよ・・・って持ちかけるのさ』『それこそ難しいんじゃないの?』『なんで? そういう女性は、いつかはバリで暮らせればいいなあ・・・って夢見ているんだもの、そこをくすぐるんだ』『君は、そうしないの?』『手持ちの女の数が減ってきたら厳選して、そうするよ』 そう言い切ったジゴロは今頃どうしているんだろう・・・。 とにかくそうしてこっちにジゴロと住んでしまった日本の女性は結構いる。 本人は、ジゴロにしてやられたと未だに気づかずにいるのもいれば、悲惨なことになってしまった女性もいる。そして、食べられずに、ジゴロと一緒になって、日本の観光客を騙したり、コミッションを取りまくって生活の足しにしているのもいる・・・。 今までバリを訪れる日本女性の実態を伝えたが、次回からはバリにやって来る男の実態に触れよう。そうしないと不公平になるから・・・。 またしても北欧女性がレイプされるという事件が起きた。 夜中に泥酔して、バイクタクシーに乗ってホテルに帰る際に、路地に連れ込まれてレイプされたというのだが、そのバイクタクシーというのは、確か黄色かなにかのチョッキを着ていて、バイクの後に乗せて目的地に連れて行くという仕事だが、これはバイクタクシーに限らず、道端でタクシーほ待っていると、かなりの数のバイクや車が『トランスポート?』と声を掛けてくる。小遣い稼ぎだ。 夜中に、そんなバイクタクシーに酔って乗る方が間違いだ。 多くの場合、なんらかの被害に遭う女性というのは、本人に問題がある場合が多い・・・。
October 31, 2009
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さて、遅ればせながらクイズの正解です。 bali★toshi さん 大浴場 bcat2001 さん 大浴場 というお答えでしたが、お二人とも正解です! bali★toshiさん、早くバリにいらしてください。マグロ、マグロの頬肉の塩焼きなど、いらした時に美味しいものを精一杯サービスさせて頂きます。bcat2001さん、是非バリにいらして下さい。バリ島はいい所ですよ! このクイズのネタは実際に、この15名の日本人男性の団体に対応した日本人スタッフから直接聞いた話しですが、 この15名の中年男性の団体さんは、フロントのあるロビーにやって来て、何かを探してきょろきょろしていたのですが、その格好を見て、一目で何を探しているか判ったそうです。 というのも、この団体さん、揃いも揃って客室に備え付けの真っ白のバスローブを着込み、しかも、全員が手に同じようなものを持っていたとの事。それは、色とりどりのプラスティックの桶、中には手拭、石鹸、シャンプー。『大浴場はどこ?』『あのう・・・、お客様、大浴場はないんですが・・・』『なんだ、こんなに大きなホテルなのに大浴場はないのか!』『申し訳ありません、なにしろバリなもんで・・・大プールならあるんですが・・・』『たいしたことないなあバリも!』 などと口々に散々文句を言いながらも仕方がなくひきあげて行ったそうです。 マジかよ・・・って驚いたものの、全員が用意周到、プラスティックの風呂で使う桶まで持参するとは、なんとも微笑ましくもある。 これからバリ島にいらっしゃる方、バリ島のホテルには大浴場はありませんから、注意してください。くれぐれもプラスティックの桶までトランクに入れてこないように・・・。
July 18, 2010
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