PR
Keyword Search
Calendar
Comments
Freepage List
私
:昨日のブログで「 プロサバンナ計画
」にふれたが、これは モザンビークの一部の地域の農業開発
だね。
それなのに、農地は 日本の耕地の3倍
になるという。
A氏 :いかにアフリカ大陸が広大かがわかるね。
私
;改めて、日経ビジネスの 5月27日号
アフリカ特集を見ると、 3022万キロ平方メートル
とある。
そして、他の大陸をアフリカに重ねあわせている。
そうすると、 北米、インド、メキシコ、中国、EU
がアフリカにあまりはみ出さないで重ねることができる。
地球上の陸地の 2割
を占めるという。
A氏 :これらが農地として開発出来れば、世界の食糧問題は解決だがね。
私
:しかし、アフリカの人口も今の 10億人
から、 2050年
には倍の 20億人
になるというから、輸出に振り向ける分が出るだろうか。
アフリカの「 農業開発の爆発
」がキーワードだね。
技術開発の「 爆発
」には、 ニーズ
(Needs・需要)と シーズ
(Seeds・ネタ)が必要だというが、20億人の ニーズ
があり、ブラジルで成功した「セラード計画」の シーズ
がある。
「 爆発
」の確実性は高いね。
ところでアフリカにとって考えさせられるトピックス「 怒れる『ウガンダの父』」
がこの日経ビジネス特集号に載っている。
「 ウガンダの父
」と呼ばれた 柏田雄一
氏はアフリカのビジネス界では有名人。
1965年
、英国から独立した ウガンダ
新政府の要請に応えて シャッツ工場
の稼働に貢献したが、内戦で頓挫したりして、最終的に工場が国有化したので帰国した。
ところが、15年経った 1999年 、ウガンダの ムセベニ大統領 は基幹産業として繊維産業を今度こそきちんと育てたいと、三顧の礼で 柏田氏 を迎えたという。
A氏 : ウガンダ は天然資源がないのかね。
私
:数年間、 ムセベニ大統領
と 柏田氏
の蜜月は続いたが、それが 2009年
に唐突に終わりを迎える。
電話しても出ず、連絡がとれない。
原因は 2006年 に ウガンダ で石油が発見されたことではないかという。
A氏
:石油が出れば、あくせく 繊維産業
で稼ぐこともないということか。
石油ビジネス
は言わば 濡れ手で粟
だからね。
私
:北にある スーダン
は石油が出ているからね。
「 資源の罠
」に陥らなければよいがね。
もう、 柏田氏 の 3度目のカムバック はないと日経ビジネスは報じている。
しかし、アフリカ 54カ国
といっても、資源国は 十数ヶ国
だ。
製造業、農業の開発は必要だがね。
昨日の モザンビーク
は鉱物資源国だが、「 プロサバンナ計画
」で農業開発に乗り出している。
そうありたいね。