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Ryu-chan6708

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2013.06.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類

:昨日のブログで「 プロサバンナ計画 」にふれたが、これは モザンビークの一部の地域の農業開発 だね。
 それなのに、農地は 日本の耕地の3倍 になるという。

A氏 :いかにアフリカ大陸が広大かがわかるね。

;改めて、日経ビジネスの 5月27日号 アフリカ特集を見ると、 3022万キロ平方メートル とある。
 そして、他の大陸をアフリカに重ねあわせている。
 そうすると、 北米、インド、メキシコ、中国、EU がアフリカにあまりはみ出さないで重ねることができる。
 地球上の陸地の 2割 を占めるという。

A氏 :これらが農地として開発出来れば、世界の食糧問題は解決だがね。

:しかし、アフリカの人口も今の 10億人 から、 2050年 には倍の 20億人 になるというから、輸出に振り向ける分が出るだろうか。
 アフリカの「 農業開発の爆発 」がキーワードだね。

 技術開発の「 爆発 」には、 ニーズ (Needs・需要)と シーズ (Seeds・ネタ)が必要だというが、20億人の ニーズ があり、ブラジルで成功した「セラード計画」の シーズ がある。
 「 爆発 」の確実性は高いね。

 ところでアフリカにとって考えさせられるトピックス「 怒れる『ウガンダの父』」 がこの日経ビジネス特集号に載っている。

 「 ウガンダの父 」と呼ばれた 柏田雄一 氏はアフリカのビジネス界では有名人。
1965年 、英国から独立した ウガンダ 新政府の要請に応えて シャッツ工場 の稼働に貢献したが、内戦で頓挫したりして、最終的に工場が国有化したので帰国した。

 ところが、15年経った 1999年 、ウガンダの ムセベニ大統領 は基幹産業として繊維産業を今度こそきちんと育てたいと、三顧の礼で 柏田氏 を迎えたという。

A氏 ウガンダ は天然資源がないのかね。

:数年間、 ムセベニ大統領 柏田氏 の蜜月は続いたが、それが 2009年 に唐突に終わりを迎える。
 電話しても出ず、連絡がとれない。

 原因は 2006年 ウガンダ で石油が発見されたことではないかという。

A氏 :石油が出れば、あくせく 繊維産業 で稼ぐこともないということか。
石油ビジネス は言わば 濡れ手で粟 だからね。

:北にある スーダン は石油が出ているからね。
 「 資源の罠 」に陥らなければよいがね。

 もう、 柏田氏 3度目のカムバック はないと日経ビジネスは報じている。

 しかし、アフリカ 54カ国 といっても、資源国は 十数ヶ国 だ。
 製造業、農業の開発は必要だがね。
 昨日の モザンビーク は鉱物資源国だが、「 プロサバンナ計画 」で農業開発に乗り出している。
 そうありたいね。






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Last updated  2013.06.11 08:38:59コメント(0) | コメントを書く


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