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私 : 日経ビジネス の「 本 」欄が珍しく、 ビジネス書 でなく、 憲法問題を扱った本 を紹介しているね。
それも1ページを 左右 使い分け、 改正賛成を左欄 に、 改正反対を右欄 に置いて対比させている。
A氏 :まさに 対比対論 だね。
私 : 改憲派 のほうの本は、「 白熱議論!日本国憲法改正 」 小林節 著 ・ベスト新書刊 だね。
護憲派
のほうは「 いま、『憲法改正』をどうかんがえるか
」 樋口陽一
著・ 岩波書店刊
だね。
両氏とも 憲法学者
だね。
樋口
氏の本は検索したら、図書館にあったが、 小林
氏のものはなかった。
A氏
: 改憲
の方はどこを主に変えるのかね。
私:小林氏
は 改正
を急ぐべきは 2つ
あるという。
1つ は時代が変化しているから「 環境権 」、「 プライバシー権 」、「 行政に対する『知る権利 』」などの 条文追加 だね。
もう1つ は、 改憲論の本丸 、9条。
A氏 :自衛問題だね。
私 :著者は現行の 9条 は「 空想的平和主義 」で、 9条 は「 侵略戦争は放棄するが、自衛戦争は放棄しない 」と修正し、 海外派遣 も憲法に条文明記すべきという。
A氏 : 安倍晋三 政権 に対する評価はどうだね。
私
: 自民党
の動きには批判的だね。
96条
から変えるのは、 憲法は権力者たちを縛る法
だから、権力者たちによって改正の提案をしやすくするというのはよくないと批判的だ。
A氏 : 自民党の憲法改正草案 についてはどうかね。
私 :「 立憲主義に欠けている部分がある 」としているという。
国家 が 国民 に 「愛国心 」や「 家族」 の大切さを押し付けるような改正案は筋違いだと論じているという。
A氏 : 自民党草案 は改正賛成派の中でも 批判的 な人がいるね。
こないだ、 この草案の文章
は 現行憲法の翻訳調の文章
より悪いと言っている人がいたね。
俺は草案を読んでいないがね。
私 :明日は、護憲の 樋口氏 の本の書評にふれよう。