りゅうちゃんミストラル

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2006.07.15
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カテゴリ: 社会問題

この問題は国連に持ち込まれるほど大きな影響がある。
私もこの件では記事を書いた。

北朝鮮ミサイルの意味(7月5日)

だがこの影響で在日の人たちに脅迫などが起きているという。
在日の学校へ 「生徒を殺す!」 という脅迫電話までかかっているという。
あるテレビの報道でそのことを知り私も驚いた。

在日社会に衝撃 北朝鮮ミサイル発射
(中国新聞地域ニュース)


ミサイル後、朝鮮人学校生に嫌がらせ113件(読売新聞)

北のミサイルは確かに脅威だ。東アジアに不安が残る。
しかし在日の人たちに怒ってみても仕方があるまい。
ミサイルを発射させたのは本国にいる人間だ。
怒るなら本国の独裁国家と幹部に向かって怒れ。

私は思う。脅迫は立派な犯罪だ。
たとえ北朝鮮が憎かろうとも在日の人へ脅迫は許されない。

日本人よもっと冷静になれ。
在日の人たちを脅迫して楽しいか?
脅迫でミサイルが止められるのか?
それが日本人のやり方なのか?

在日への嫌がらせに意味はない!
差別は憎しみの連鎖を生むだけだ!



***********************
追記

ちやありさん、magoskyさんへの返信。

確かに在日の人たちへ脅迫する日本人は恥じるべき。
しかしそうでない人もいる。
ちやありさんが書いている関東大震災の時。
あちこちで「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などと噂が広まった。
実際差別からリンチは起きたそうだ。

ところが日本人は差別するばかりではなかった。
神奈川県に大川常吉という警察所長がいた。
彼は300人もの朝鮮人を守った。
彼の業績については、柳寛順(ユ・ガンスン)とともに以下の記事で書いた。
追記の部分だ。

時間の無駄だった日韓首脳会談。(2005年6月21日)

また、大川常吉については以下の記事が詳しい。

鶴見警察署長、大川常吉さんのこと

私が何を言いたいか?
それは日本という国籍に関係なく、我々はいつでも大川常吉になれる。
必要以上に自虐的になる必要はないということ。

ただ、私は上の記事でも書いたが大川常吉の活躍する背景こそおかしい。
伝えられた大川の行動は確かに立派だった。
しかし一番いいのは彼のような勇気ある行動が必要ないことだ。
差別の末に英雄がいるのなら、そんな英雄は欲しくない。
差別がなくなればいいだけの話だ。
「歴史は繰り返す」というが、我々は歴史から学ぶべきだ。

考えてみれば、今回のミサイル発射では日本に住むすべての人が被害者だ。
国籍や民族に関係ない。もちろん在日の人々も被害者。
だとしたら今できることは「日本に住む者」として連帯すること。
決して憎しみ合うことじゃない。


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2005-11-09 14:42:20
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最終更新日  2006.07.16 15:07:40
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