りゅうちゃんミストラル

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2011.04.17
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テーマ: ニュース(95839)
カテゴリ: ニュース

電力は再生可能エネルギーに転換する。

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ドイツ、原発運転期間を短縮へ 福島事故で方針転換(asahi.com)

上記朝日の記事によると、ドイツには17基の原発がある。
これまでは2040年まで稼動させる予定だった。

だが福島原発事故で有権者の意識は脱原発を加速させた。
先月行われたバーデン・ビュルテンベルク州選挙。
環境重視の緑の党が躍進した。この件については以下の記事で書いた。

ドイツ州議会選挙、福島原発が決め手

事故が起きた日本から、遠く離れたドイツでの方針転換。
これを、我々日本人はどう解釈すべきなのだろう。

これも以下の記事に書いた。

日本で脱原発ができない理由

mixiでこの記事を載せたところ、こんなコメントが来た。

ドイツは国だけで見れば脱原発してますけど、原子力発電国のフランスから電力を輸入してるだけです。
福島の原発の電力を東京で使うを国単位でやってるだけですので、ドイツは比較や見習う対象にはなりえないと思いますよ。

本当にそうなのだろうか。
私にはドイツが日本を「周回遅れ」にしているようにしか解釈できない。

「自分たちの未来を自分たちで決める」という選択を、ドイツではしている。
また、日本では環境問題が政治課題の上位に来ることは考えられない。

加えて、ドイツでの脱原発は、必ずや欧州の他の国に波及する。
それにはまず、国内の原発をどうするのか。
ドイツ人たちは実際に選択した。

日本人で原発について震災前から真剣に話し合ってきただろうか。
そんな人はごく少数ではなかったか。

ドイツの選択が正しかったか否か。
それは後の歴史が証明する。

だが、実際に事故が起きた日本はどうか。
「冷静になる」ことは重要。
だが、「放射線の健康被害について正しく怖がる」ことができていない。

石田衣良の短編集「LAST」のこの文章を紹介する。

国民が決断をしない国の政治家は、国民と同じように決断をしないのだ。 (中略)
失われた十年間に日本人は、無意識の合意のうえで、決断しないという決断をしたのである。

(太字部分、「LAST」より引用)

これでもまだ脱原発を選択しない?




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最終更新日  2011.04.17 09:49:59


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