ワルディーの京都案内

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2015/04/25
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テーマ: 癌(3527)
カテゴリ: 癌治療振り返り
 では、肝心の抗癌剤治療で、どんな効果があったかです。

 このシリーズの最初の頃、病巣の大きさの変化を表で示したことがありましたが、そのときは第6クール後のCTの結果はまだ分かりませんでした。今回は、第6クール後の結果も含めてです。

 図1に治療前、第2クール後、第4クール後、第6クール後のCT画像から病巣の最大径をとらえた部分をピックアップして並べました。

 治療前は最大径11cmに対し、第2クールでは7cmと急激に小さくなっています。しかし、第4クール後、第6クール後は最大径はほとんど変わっていません。主治医からは、「第4クール後は、ほとんど変化ありませんね。」と言われました。確かに最大径だけ見るとその通りですが、幅は小さくなっており、これらの写真では分かりませんが、CT画像を上下方向(身体の軸に沿って)にスキャン見てみると小さくなっていて、全体のボリュームは、第4クール以降も小さくなっていると考えられます。しかし縮小が頭打ちになっているのはその通りで、このタイミングで次のアクションを考えるというのは正解だと思います。

 右下の一番新しいCT画像を見てください。腎臓がCの字状に見えています。このCの字の開口部には腫瘍がかかっていないように見えます。この部分に腫瘍がかかっていると、重粒子線治療でこの開口部が損傷を受けて腎不全に非常になりやすいとのこと。しかしこの部分に腫瘍がかかっていないので、腎不全のリスクが少ないかたちで重粒子線治療ができるのではなかというのが、兵庫県立粒子線治療センターの先生の見解でした。この結果、重粒子線治療をするという決心をした次第です。

 なお、この画像はセカンドオピニオンを受けるために主治医からもらったCDから切り取ったものです。このCDは元の病院に返却不要ですすが、普通セカンドオピニオン先も自分たちのハードディスクに落とした後、返してくれます。その結果、自分の手元に残り、自分でもじっくり見ることができます。

 普通は、診察のとき医者のモニターに映っているのを見せてもらうだけです。自分自身でCT画像を見ることができるのは、セカンドオピニオンを受ける隠れたメリットです。ただ、セカンドオピニオンを受けなくても要求すればもらえるのかもしれません。

 私は血液検査の結果や尿検査の結果も、要求してコピーをもらっていました。医者はたくさんの患者を診ているので、その患者のそのときのピンポイントでしか見られないのではないでしょうか。経過を含めて観察するには、自分でデータを把握しておく必要があると考えたからです。
これはお薦めです。


図1
CT.jpg





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最終更新日  2020/10/09 10:44:46 PM
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