ワルディーの京都案内

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2015/10/04
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テーマ: 癌(3527)
カテゴリ: 癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用させていただき、意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。


≪2015年3月26日≫

 「後腹膜平滑筋肉腫」が再発、転移した静岡市の女性(54)は、再手術後、薬による治療が必要だった。

 女性の腹部の腫瘍(しゅよう)を詳しく調べた大阪府立成人病センターの高橋克仁医師は、国立がん研究センター中央病院(東京都中央区)で、がんの周辺に血管ができるのを妨げる「血管新生阻害剤」の治験参加者を募集しているのを知り、女性に参加を勧めた。肺がんをねらった薬だが、安全性を見る「1相試験」は、がんの種類を特定しない。肉腫の女性も参加できる可能性がある。「効果があるかもしれない」

 2008年9月、女性は新幹線で東京に向かった。治験への参加は、医師の面接を受けた上で決まる。女性は、これまで受けた手術の日時や経過を暗記し、すぐに答えられるように準備した。なんとか治験を受けさせてもらいたい一心だった。

 女性の治験を担当した呼吸器内科の軒原浩(のきはらひろし)医師はこう説明する。患者は治験に効果を期待するが、1相試験はあくまで安全性と用量についてみるもので、効果は二の次。世界中で行われている治験薬のうち、本当に薬になるのは数%しかない。治験を受けている間は、服薬や検査など厳重な管理が必要になる――。そのようなことを説明した上で、本当に治験に参加するかどうか、決めてもらう必要がある。

 「それでも、本当に受けますか?」と、医師に厳しく問われた女性は「もう、このまま帰ろうか」と思った。だが、「もう後がないんだ」と思い直した。「お願いします」

 女性は腫瘍以外に病気はないなど、参加の条件を満たしており、治験を受けることになった。

 2週間後に入院し、1日1回、薬を飲んだ。服用は午前10時半と決まっていた。看護師が時計をにらみながら、「あと1分待って」と言うこともあった。最初の採血は1日8回。血圧や心電図などの検査もあった。

 治験は1カ月続けて、副作用などをみる。その間に体調が悪化したり、1センチほどの肺の腫瘍が大きくなったりすれば、その時点で打ち切りだ。女性は緊張の日々を過ごした。


写真:旅行に行くと、夫に写真を撮ってもらった

3.jpg


 「治験薬のうち、本当に薬になるのは数%しかない。」治験ってそんなものなのですね。特に1相試験は、安全性を見るのが主目的なので、目標のがん以外でも受けることができるということなのでしょうね。

 私は、この女性と兄弟分のがん「脂肪肉腫」ですが、同じ状況下で普通の身体状態であれば、1相試験の対象になったかもしれません。しかし、腎盂がんで片方の腎臓を切除しているので、恐らくそこでOUTになるのではないかと思います。


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最終更新日  2016/09/24 09:53:13 PM
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