ワルディーの京都案内

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2016/06/01
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テーマ: 癌(3527)
カテゴリ: 癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。


≪2016年4月7日の記事≫ 

 今回は「20歳の試練」編に頂いたお便りを紹介します。

●彼の姿、学生にも伝えたい

 連載で紹介されたHKさんが大学生だった時、教えた教員です。記事を読み、13年前のことが鮮明に思い出されました。

 大きい教室で講義中のことでした。帽子をかぶったままの数人の学生が目に付き、「帽子を脱いでくれ」と大声で叫びました。

 講義を終えて研究室に帰ると、広田君がドアをノックして入ってきました。がんになったこと、抗がん剤治療の副作用で髪が抜けたこと。帽子を取れないわけを切々と訴えてきたのです。

 悩んでいる学生がいることを知らずに言ってはならないことを言った、未熟な教員でした。とても悪いことをしたと後悔しました。

 HK君はその後も研究室を訪ねてくれ、進路の話をしたり、帰省するとお土産を持参してくれたりするようになりました。

 大学には、就職が決まらず困っている学生もいます。どんな時でも気持ちひとつ。希望を持ってがんばってきたからこそ今がある。そんな彼の姿を、講義でも紹介したいと思います。

 (福岡県 男性 70歳)



 ●若い患者の前向きな姿、励み

 私は2年前に大腸がんが見つかり、手術を受けました。がんになったことの精神的なショックは大きく、「生活習慣が悪かったから?」などと自問自答し、自分を責めました。周囲と比べて「負け組」という気分にもなりました。

 がんでも部位や進行度によって状況は異なるのに、がん全体へのイメージが悪いと思います。2人に1人ががんになるという時代でも、心は穏やかではありません。

 手術後、地域の情報欄などを見て、がん患者の集まりがあることがわかり、体験者の声を聞きたくて参加しました。もっと大変な思いをしている方の話を聞いたり、紹介してもらった講演を聞きに行ったりして、疑問点を質問し、自分で納得していきました。

 連載で紹介された患者さんは若くしてがんになった後も、社会に役立つ仕事をしようと前向きに生きる姿がすばらしいと思いました。同じ患者としてうれしく、励みになりました。

 (千葉県 女性 63歳)


大学時代にがんと診断されたHKさんが、就職後も通院した愛知県がんセンター=「20歳の試練」編から
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>そんな彼の姿を、講義でも紹介したいと思います。

 患者さんの生き方を知ることが、患者さん以外の人にも何かプラスになればいいですね。


>がんになったことの精神的なショックは大きく、「生活習慣が悪かったから?」などと
>自問自答し、自分を責めました。

 私は、がんになったことの精神的ショックは大きかったですが、自分を責める気持ちはなかったですね。無理をして、免疫力が低下していたかなとも思いましたが、真の原因なんて分かりません。しかし、この方のように、自分を責める方もいらっしゃるということは知っておかねばなりません。


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最終更新日  2018/03/19 11:04:35 AM
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