ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2016/06/09
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌治療情報
読売新聞「一病息災」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

 記事が2007年と古いので、現在は状況が大きく変化している場合もありますので、ご容赦ください。




[女優 秋吉久美子さん]看取る(6)本人の気持ちを尊重

 母が転院した先の都内の病院は、患者や家族の希望を最大限に尊重して対応してくれた。

 「告知はしない、という私たちに、話を合わせてくれました。そして亡くなる3日前まで、母の希望で口から食べていました」

 すでにがんが広がっていたので、食べ物を裏ごししても、のどを通らない。口に入れて、かんだ後は、チューブで吸い出してくれた。親戚(しんせき)が差し入れてくれた手打ちそばも、細かく刻んで口に入れた。

 「おいしい、さわやかな味がする、と言って食べるんですよ。食べたものを吸い出すのは苦しそうでしたが、頑張るんです。点滴で栄養を入れる方法の説明も受けましたが、命が限られている時に何がいいのか。本人の気持ち次第です」

 鼻に酸素のチューブが入っている時でも、足元から医師に話しかけられると、恥ずかしがって布団で顔を隠した。枕元なら平気なのだが。

 「母のことは、親友のように思っていたのに、今まで見たことのない、少女のような心も持っているんだって気づかされました。こんな人に、告知なんてできない、と改めて考えてしまいました」


6.jpg


>母のことは、親友のように思っていたのに、・・・・

 私の母は、心筋梗塞で突然亡くなりました。83歳でした。三重県で一人暮らしでした。京都でいっしょに住むことも考えましたが、私に迷惑かけたくないという思いもあったのでしょう、三重県からは離れたくないとも言っていました。

 元気なときは、大好きな京都を案内するなど親孝行もできましたが、心臓が弱くなってからは、できるだけ頻繁に三重県に帰るくらいしかしてあげられませんでした。遺した日記を見ていると、もっと何かできたのではないかという気持ちになります。


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最終更新日  2018/04/08 01:11:15 AM
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