古い記事ですので、現在は状況が大きく変化している場合もありますので、ご容赦ください。
≪2012年8月2日の記事≫
[女優 古村比呂さん]子宮頸がん(4)予防と早期発見が大切
今年3月、予想以上のがんの広がりがわかり、再手術を受けた。
2週間の入院を終えて帰宅すると、部屋はきれいに掃除してあり、食器もすべて洗ってあった。「前日に慌てて片づけたみたい。母子家庭なので、私が倒れたら助けてくれる大人はいません。『私がいない間、子ども3人が協力して家事をこなすことで、自立するきっかけにしてほしい』との私の思いが伝わったのかもしれません」
2度の手術でがんは取り切った。現在は、経過観察を続けている。
子宮頸けいがんは、性体験のある女性なら、誰もがかかる可能性があり、ワクチンでの予防や検診による早期発見が大切だと知った。出産後、全く検診を受けなかったことを悔やんだ。そんな自身の体験、思いを伝えたいと考えている。
仕事も再開。8月には、朗読劇「この子たちの夏 1945・ヒロシマ ナガサキ」の公演が控える。東京、佐賀など全国4か所をまわる。今年1月、がんの告知を受けた直後に、出演依頼を受けた。母子の絆や命の尊さがテーマ。「やります」と即答した。
「がんになり、命と真剣に向き合ったからこそ、表現できることがある」
これからも様々な役を演じ、女優として、母として強く生きていく。
>ワクチンでの予防や検診による早期発見が大切だと知った。
ワクチンは、2010年に公費助成がはじまり、多くの女児がワクチン接種をうけました。ところが、接種後に失神や慢性疼痛(疼痛が広範囲にわたる症例)が多く報告されました。その結果、2013年6月14日に厚生労働省は子宮頸がんなどを予防するHPVワクチンに関して、定期接種としての位置づけはそのままに接種の“積極的な”呼びかけを一時中止すると発表をしました。この積極的な呼びかけが一時中止されたのは、この記事より後のことです。
「NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会」のホームページにこんな記述がありました。
●「積極的にはお勧めしません」とは?
(略)
今回の厚生労働省の決定は、正確に言うと「予防接種を受けるよう努力する義務(「努力義務」と呼びます)を国民に課さないようにする」ということです。
(略)
「今は接種を受けるよう努力する義務は止めています。しっかりとご家族で判断されて、受けたくなければ、受けなくても構いません。それであなたのお子さんが子宮頸がんにかかりやすくなっても、自己責任ですから納得してくださいね。国に責任はありませんから。」さらには「受けたい人は今まで通り受けてください。原則無料ですし、万が一、予防接種によって健康被害が起こっても、手厚い救済措置もそのままにしていますから、安心してください。」ということなのです。
(略)
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