ワルディーの京都案内

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2016/07/16
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌治療情報
読売新聞「一病息災」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

古い記事ですので、現在は状況が大きく変化している場合もありますので、ご容赦ください。


≪2013年2月21日の記事≫ 

[女優 吉井怜さん]急性骨髄性白血病(2)激しい悪寒と火照りで入院


 2000年7月、グラビア撮影などのため、奄美大島に入った。3日目の朝、目覚めると悪寒で歯がガチガチと鳴った。熱いシャワーを浴びても震えが止まらない。体温は40度を超えていた。

 撮影は中止。地元の病院で点滴治療を受けた。仕事に穴を空けたことへの歯がゆさ、いら立ちを抑えられず、矛先をマネジャーに向けた。夜、急きょ東京に戻り、帰宅した。激しい悪寒と火照りが繰り返して起こり、その晩は、ほとんど眠れなかった。

 翌朝、鏡に映る顔はむくみ、別人のようだった。この日、親友から電話があった。話し始めると顔から大量の汗が噴き出した。終わると、床には汗の水たまりができていた。心配した両親に救急外来へと連れていかれ、即入院した。

 精密検査で知らされた病名は「骨髄不全症」。「急性骨髄性白血病」と本当の病名を告げられたのはずっと後のことだ。実際は抗がん剤を使った治療についても「悪い菌を殺して、元気な骨髄を取り戻す点滴」と説明された。

 耐え難かったのは、3か月間の入院が必要なことだった。清涼飲料水のコマーシャル撮影や、高視聴率の特別番組の司会など大切な仕事が控えていた。

 「少しでも休むと、芸能界で必要とされなくなってしまう」。そう思うと悔しくて涙が止まらなかった。


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>「少しでも休むと、芸能界で必要とされなくなってしまう」

 私のようなサラリーマン(過去のことですが)は、年休があればそれを使って有給で休めるます。年休を使い果たしても、傷病手当金などの制度もあって、治療のために欠勤しても給与の3分の2は健康保険から保障されます。正社員であれば、会社に戻ることができれば、元のポジションに戻れたり、それが叶わなくても、それなりのポジションに就けることが多いでしょう。

 しかし、芸能人には年休もないし、傷病手当金もない、一度休むとなかなか復帰がむつかしい。芸能人が「がん」に罹りやすく、「がん」からの復帰を難しくしている(私だけがそう感じているだけかもしれませんが)要因の一つではないかと思っています。


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最終更新日  2019/04/13 03:26:00 PM
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