ワルディーの京都案内

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2016/10/09
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テーマ: 癌(3527)
カテゴリ: 癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2016年9月27日の記事≫ 

(患者を生きる:3145)仲間と歩む 変えるために:2 がんでも働ける会社設立


 乳がんの手術を受けた東京都のSNさん(49)は、仕事と治療の両立が難しくなり、手術から2年半後の2006年12月、勤めていた設計事務所を退職した。やめてみると、仕事が生きがいだったことを痛感した。「条件さえ整えば、仕事は続けられたはずなのに……」と悔やんだ。

 次の仕事はなかなか見つからなかった。緑化関係の社団法人に入ったのは08年2月。がんの治療中と上司に伝えると「お互いさまです。私も病気です」と言われた。

 仕事の一方で、東京大の医療政策に関する講座に参加した。7人のメンバーでがん患者約400人にアンケートし、「がん患者の就労・雇用支援に関する提言」をまとめた。調査の結果は、76%の人が「これまでの仕事を続けたい」と答えていたのに、このうち31%は解雇や依願退職などで仕事が変わっていた。

 「がん患者が働ける場をつくらなければ」という思いが強まった。それには患者自身が会社を設立して、仕事を生み出すしかないと考えた。当時42歳。「やるなら今だ」と覚悟を決めた。

 09年11月に勤め先をやめ、株式会社「キャンサー・ソリューションズ」の社長として動き始めた。社名には、がん(キャンサー)患者の解決策(ソリューションズ)を切り開く思いがこめられていた。患者は「支援してもらう」対象ではなく、がんの経験を社会に生かして「対価」を受け取る。「小規模でも株式会社。患者が働けるように社会を変えたい」。患者を社員として雇った。

 設立初期の社員で、乳がん患者のTMさん(62)は「SNさんとはがん患者が一人でも多く参加できる社会をつくりたいと、いつも語り合った」と振り返る。

 業務は、製薬企業などから受託する調査や患者向けのパンフレットづくり、講師派遣など。病院に置かれるパンフレットも患者の視点を入れることで、多くの人が手に取ってくれるようになった。

 現在、社員は8人。TMさんは13年に退職したが、「みんなでアイデアを出し合って仕事をするのが本当に楽しかった」。

 起業を決めた背景には、米国で出会った患者仲間の存在も大きかった。


社長を務める会社で社員と話すSNさん(右奥)=東京都千代田区 (写真掲載は控えさせていただきました。)
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>仕事が生きがいだったことを痛感した。

>76%の人が「これまでの仕事を続けたい」

 「がん」に罹って再就した会社を辞めたとき、正直言って、やっていた仕事が生きがいとは感じられませんでした。元の仕事に戻りたいという気持ちもあまりありませんでした。生き長らえそうだということが分かったとき、本当にやりたい仕事をしたいと思うようになり、再就職した会社を辞めた後、京都での観光ガイドの仕事に就くことができました。収入は激減ですが、年金その他でやって行けそうですので、前の仕事を続けるより、よかったと思っています。

 そういう意味では「がん」に感謝です。


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最終更新日  2019/05/04 11:07:54 AM
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