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初日は緊張のためか、はじめは眠気が出なかったが、お日様があがるにつれて、しだいにウトウトしてくる。
でもホントはヒマ、オースティンの「エマ」を読んでいるところ。
メキシコは文人政治家の伝統がある。
ホセ・ゴロスティサ(1901-1973)は高名な詩人、「Muerte sin fin(終わりなき死)」という長詩(五十頁ほど)を編む。
このゴロスティサ氏、いまだ文名があがらないころ、ラサロ・カルデナス大統領の時代に国防次官のようなこと務めていて、午前九時まえに登庁していた。
ある日、カルデナス大統領から国防長官に午前十時ごろ、電話があり、取り次いだゴロスティサ氏は長官がまだ登庁していないことを告げると、怒った大統領は長官を叱責。
そこで防衛長官からゴロスティサ氏にとばっちりが回ってくる。
「今後、あなたは毎朝、午前七時に登庁すること!」
ゴロスティサ氏はむくれるが、しかたなくひっそりとした早朝のオフィスで時間をつぶす。
その朝の時間にじつはこの長詩を綴ったのだ、とエレーナ・ポニアトウスカのインタビューで応えていたのを読んだことがある。
ちなみにゴロスティサ氏はのちに外務長官の座にも着く。
そう、朝の時間は創造的な可能性を秘めているのだ。。。
本日の日付は、ほかのコノテーションもふくむ。
例年どおり、個人的祝日本人は無料というレストランチェーンに数人で訪れ、バイキングをたらふく喰らう。
レバノン料理バイキングという触れ込みであった。
ビールの小瓶(355ml)も五六本空かす(すいません、帰りは飲酒運転デス)。
喰った、喰った!
でも疲労困憊にてウチでひと眠り。
夕方には30分走り、筋力トレーニングもくわえ、過分なカロリーを燃やしつくし、結果的には昨日とおなじ体重に戻っている。
まずはめでたし。
(24 of April. 2009)