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と、父の古いアルバムを整理しながら・・・ふと、思いました。
ここ数日、実家から運んだ荷物(大きな食器棚と書棚)を入れる為に、古い家具を粗大
ゴミに出し、同時に本や、以前の仕事の書類などの大量の紙類も分別ゴミに出したりと
一日中、仕事を休んでの片付けに没頭していたんです。
一昨日の26日の地球村の高木さんの「ロハス」の講演を聞いて、色々な想いが湧いてき
たせいもあるかも知れないけどれど。。。
幼い私を連れて海水浴に行った時の、父の写真を見ていたら、あの時の父はまだ20代!
だったことに気がついた。まだ痩せていて、細面の、今なら「イケメン君!」(笑;)
子供が一緒でなければ、独身に見える!
そして10年位前に孫達に囲まれた写真、(その後しばらくして、脳梗塞で左半身がマヒする
のだけど) 脳梗塞になってからの写真は、やはり、表情がこわばっていて哀しいナ~・・・・・
この数年で家族や、親戚、知人、が相次いで旅立った。
父の葬儀では、何かと手伝ってくれた、従兄弟が、その一年後に50代前半の若さで急逝し、
幼い子供二人が残された。(従兄弟は結婚が遅かったので)
親戚では一番優秀な従兄弟で、「末は博士か、大臣か!」と期待され、留学後、工学博士に
なり、その後、40代半ばで結婚し、当初は地方の大学で教えていたのだが、東京の大学に
教授として招かれ、伯父夫妻と二世帯住宅で暮らし始めた矢先のことだった。。。
冬の寒い朝、大学へ向かうバスの中、椅子につっぷしたままで・・・急性心不全だった。
相次いで、弟、息子を亡くした、伯父の悲しみは、深かったと思う。。。
父のアルバムを見ながら、時の過ぎ行く速さを、改めて感じた。
前に新聞で読んだ、ある人の言葉が甦ってきた。
「この世では 人は ほんの短い時間を 土の上で過ごすだけに過ぎない
仕事して 愛して 眠って・・・・・
ひょいと ある日 姿を消すのだ
人は 大きな 樹の中に 」