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子供心に、祖母〈父方〉が独り言のようにつぶやいていたことが、今でも心に残っています。
「○○家には放蕩者の血が流れていて、必ず一人はそういう人間が生まれるんだよね。。。」
今夜、お客様でいらした、一目でカタギ?の人ではないな~とわかる、60歳前後?の男性を
見て、何故だか急に、祖母の言葉が浮かんできたんです。
婦人服の店に、男性が一人で来店するのは珍しいので、???って感じでいると・・・
「あっ、これ、くれる?」と彼が外のボディに着せていた、黒いレースのブラウスを持って来て、
私に「ちょっと、オネエさん、着てみてよ。」と言うんです。
「え~~っ!私にプレゼント?」と一瞬!勘違いしたアッホな私〈><;〉
携帯電話で奥様か、彼女かは知らないけど、連絡してもつながらなかったみたい。。。
多分、サイズを確かめたかったのでしょうが、私が着てみせると、、、
「ああ、いいやそれで。それ頂戴!」と、即決!〈モデルがいいから~?^^〉
いいですネ~!男性の買い物は・・・決まるのが早くて!〈^-^〉
「プレゼントですか?ギフト用の包装紙がないので、このまま袋に入れますが、、、」と言うと、
「いいよ、そのままでかまわないから、適当にやってよ。」と、いとも簡単なお答え!
品物を受け取ると、やや、がに股の軽快な足取りで!立ち去ってゆきました。
やや、細身で長身の彼は、大きな金の男物の指輪に金のネックレス、黒のポロシャツ姿で、
いかにも!っていう感じなんだけど、どこか、少年のような恥じらいというのかしら?照れた
感じが可愛い~~~~♪
きっと、若い頃はモテただろうな~~。
で~、冒頭の放蕩者のことなんですが、マコのことも含めて、どういうわけか、ちょっとわけあり
の、暗い瞳をした人に惹かれてしまう私。
太陽に照らされた道よりも、月夜の道、優しくていい人よりも、イケナイ?人に惹かれてしまう
のは何故?って不思議だった私。。。
そんな時、祖母の言葉が浮かんだのです。
実は、祖母はいわゆる「お妾さん」の子供でした。
祖母の母は地元では、「○○小町」と評判の美人芸者だったそうで、若いうちに、すぐに地元
の名士の「お妾さん」になり、祖母と弟の二人の子供を生み、日蔭の身ながら、一生添い遂げ
たという。
二人の子供は祖父と養子縁組もして、いわゆる実子と同じように、養育されたそうで、当時とし
てはかなり裕福で、高い教育も受けさせてもらえたらしい。
祖母は高等師範学校を出て、女学校で教鞭をとり、祖母の弟は大学を出て、新聞記者になっ
たくらいだから・・・
祖母の女学校時代の写真を見たことがある。
大きなリボンで髪を結い、着物に袴姿の典型的な明治時代の、女学生!
何て凛々しい女学生姿なんだろう!
祖母は結婚後、新天地を求めて祖父と中国へ渡りそこで事業を立ち上げ、一財産を築いたの
だが、戦争で全てを失い、帰国した。
今になって、祖母は日本を出たかった、というより自分の故郷から離れたった?
いくら、裕福に暮らし、教育をつけてもらえたとしても、世間から見れば【妾の子】なのだから
祖母も悩み多い時代がを過ごしたとと思う。
あれtっ?放蕩者でしたよネ
書いているうちに~見えなくなってきてしまいましたので~続きはまた^^;〉