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さすがに今日は「カバーはおかけしますか?」と聞かれて・・・どうしよう???
ほんの数秒でしたが、思案して「あっ、そのままでいいです。」と、答えたものの・・・
その後、すぐに表紙を裏返してカバーの代わりにしてしまう位の題名の本を買いました(笑
本の題名は【ヘンタイの哲学】 著者キム・ミョンガン
この本は、心理学、哲学コーナーにあった本なのであります。
あっ、別に私が変態が好きなわけではありませんから~(^^;
以前、この著者の方のお話しを聞く機会があり、懇親会でお酒をご一緒し、とても斬新な
考えと視点から、過激な事(当たり前なことかも!)をはっきりおっしゃるので、ものすごく
印象に残っていたのです。
10年以上前のことですが、区民の為のイブニングセミナーが区の主催で開かれていて
「違いを認める社会を目指して・・・」というテーマで毎週1回づつ半年のセミナーでした。
区が主催なので、無料!(だから参加した?^^;)
なのに、毎回お話しされる方は、かなりの人!(肩書きではなく、内容的が!)
多分、市民教育担当の職員さんは、なかなかの人ではないか?と今でも思います。
何たって~講師の人選がすご~~い!
時代の半歩先を行くような人ばかりで・・・ユニークなお話しを聞けました。
キムさんは名前からもわかりますが、在日韓国人で、葛藤を抱えて生きていて、その中で
マイノリティなあまり語られない分野に関心を持たれたのではないか?と思います。
当時から文化人類学を大学で教えていたようですが、その後人類学の中で性について、
もっと踏み込まれ、性人類学者として、実際の性に関するカウンセリングをするための、
相談所も作られているそうです。
私がお話を伺ったときは、性についても少し触れていたけれど、日本社会の差別意識、
異なる文化との融合などが中心でした。
それから数年後、何気に雑誌を読んでいたら、女性漫画家(けっこう売れてる人?)
の対談記事の中で、彼女が結婚したいきさつを話していて、あれ?彼女の旦那様は?
あの、キム・ミョンガンさんだ~!とわかり、何だか妙に嬉しくなったんです。
お話しを伺った頃のキムさんは、どこか苛立っているように感じたのです。
日本社会に対する反発もありましたが、それよりもっと個人的なもので・・・
その対談の中で、奥さんが語られるキムさんは、とても穏やかで優しい旦那様のようなの
で・・・
何故だか、ほっとした記憶があります。(^^)
そして、今日、たまたま、ふらりと入った書店で、ふら~っと、哲学書コーナー(最近どうも
こちら関係に行ってしまう私^^;)でながめていたら、この本に出逢ってしまい、、、
あらっ!あのキムさんだわ~(馴れ馴れしい?^^;)
ということで、即!購入してしまいましたが~~~
まだ、さら~~っと目を通しただけですが・・・
目次を読むだけで・・・ドキドキ!
では、その目次を紹介しますが、、、
いい子のみなさんには、チィ~っとばかり刺激が強いかしら~~~(笑;
第1章 ヒトの性欲をハダカにする (ヘンタイこそ、ヒトのヒトたるゆえんである)
第2章 「極上の快感」はヘンタイにあり (異常と正常を分ける基準って何だ?)
第3章 ヒトの性ほど奥深いものはない (エクスタシーを得るにもルールとマナーが)
第4章 ホントはこんなプレイを愉しみたい(ヒトの身体はどこでも「快感の源」である)
第5章 めくるめくアブノーマルの世界 (タブーなき性の多様性がヒトの証)
第6章 がんばれ!性の求道者たち (ヘンタイこそ生きるエネルギーだ!)
ぁああ~~書いていて、フ~~~っ(ため息が~~~^^;)
内容はかなり真面目に踏み込んでかいてありますので・・・
これからボチボチ読んでまいりましょう。(イッキにはとても~~)
あっ、そうでした!
先月の東大駒場での「カントとサド」の公開セミナーでも少しだけ、触れていたんです。
倒錯する性・・・サド侯爵について
性も哲学も、、、人間にとって奥深い永遠のテーマなんでしょうね。。。