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今日は休みだったけれど、珍しく?どこにも出かけず家でウダウダとしていた。
でも、洗濯はバッチシ!シーツもカバーも大洗濯!
お天気も良いので、布団も干して、いい気分♪
平日の午後、テレビをのんびり観ることはないのだけれど、今日は久しぶりに観ていたら
昨日のミャンマーで亡くなられた、長井健司さんの最後の様子が報道されて、心が痛くなっ
て、何とも言えない気持ちになった。(外は綺麗な青空が広がっているのに・・・)
どうやら、流れ弾ではなく、彼を報道カメラマンと認識した上で至近距離から銃撃したそう
で、外国人報道関係者に対する牽制の意味もあるのでは?ないかとも言われている。
世界のどこかで、いつも戦争、紛争、事件、災害が起きている。
私達は、その全部を知ることは出来ないけれど、ニュース報道で、その一部を知る。
一枚の写真が、流れを変えることもある。
一枚の写真に、真実を垣間見ることもある。
写真・・・真を写すという意味もあるのだから・・・
ピカソの有名な作品【ゲルニカ】は、あのスペイン内戦時、ドイツ軍がスペインのゲルニカ
を空爆した時の、逃げ惑う人々、家畜を描いた作品で、不条理な空爆に対する、ピカソの
激しい怒り、憤り、哀しみが込められていて、観るたびに圧倒させられた。
広島の原爆の絵画もそうだけど、現実以上の存在感、臨場感が伝わってくる。
写真と絵画の違いは何だろう?
その作品に込められる、作者の気持ちは同じだけれど、、
写真はあくまでも、空想、想像の入る余地のない、そこにある、そこで起きた現実の姿。
何も足さない、引かない、ありのままの姿をそのままに写す。
一瞬の切り絵のようなものなのではないかいしら?
だからこそ、言葉以上のメッセージが伝わってくるのだろう。
報道の自由と、報道を阻止する権力の挟間で、長井健司さんは命を落とした。
長井健司さんのご冥福を祈ります。