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若い母親の死だと思う。
どんな死も辛くて、悲しいけれど・・・
小さな子供を残して逝く母。
残された子供達。
どちらにとっても、こんなに辛い別れはないだろう。。。
数日前、久しぶりに知人から電話があって、お互いの近況を話した。
「〇〇さん、相変わらず元気そうね~」
『仕事が忙しくて、ちょっと疲れ気味だけど、ま、ボチボチって感じかしらね。』
「私はね、、、ちょっと、気分が落ち込んでいたのよ~」
『えっ?何かあったの?』
「うちの娘の嫁ぎ先で、最近不幸があってね。娘も元気ないのよ。」
『どなたか亡くなったの?』
「娘の旦那のお兄さんのお嫁さん。義理のお姉さんが亡くなったんだけどね。」
「まだ42歳。子供4人残してね・・・」
「男の子3人で、やっと授かった女の子は、まだ2歳になったばかりなのに・・・」
「娘とお義姉さんはすごく仲良くてね。娘も可愛がってもらっていたのよ」
「娘は長女でしょ? お姉さんが出来た!って喜んでいたのよ。」
「娘のおかげで、私も親しくさせてもらっていてね、、、いい人だったのよ~」
「だから、娘もそうだけど、私もすごくショックでね・・・」
病名は子宮ガンで、全身に転移した為に亡くなったらしい。
数年前に父親が亡くなり、2年前に兄を亡くして、かなりの心労の上に小さな子供がいて、
体調の変化に気付いていても、受診を先延ばしにしていたのではないかしら?
女性特有のガンである乳ガン、子宮ガンはガンの中でも発見されやすいので、治癒率も
生存率も高くなっているのに・・・
それでも30代、40代の女性が亡くなる話は、私のまわりでも多い。
そして、小さな子供が残される。。。
お産の経験があっても、婦人科の受診は気がすすまない。
出来れば行きたくない。
男性にはわからない乙女心?
それが受診を遅らせ、生命を縮めることになるなんて!
ましてや、小さな子供もいる母親は忙しいから、自分の体調は後回しになる。
男性のように会社での定期健診を受ける機会も少ない。
来月、そのまた来月と先延ばし、受診した時は初期の段階を過ぎている。
若ければ、若いだけ、ガン細胞の分裂も活発だから、転移も早く、、、
発見された時は、、、末期。。。。
そうして亡くなった若い母親を何人か、私も知っている。
私が高校生だった頃、年上の従姉妹が亡くなった。
S字結腸ガン。27歳だった。
2歳の誕生日を迎えたばかりの女の子を残して・・・
時は流れ、、、
私が長女を出産した。
授乳をしていた時、ふと、どういうわけか、従姉妹のことが思い出されて、、、
涙が止まらなくなったことがある。
出産後は感情の起伏が大きくなるとは聞いたけれど・・・
小さな我が子を抱きながら、幼い娘を残して旅立たなければならなかった従姉妹の心中
を想うと、、、たまらない気持ちになった。
そして思ったのだ。
「母親は、、、死んではいけない!」
強く、強く、、、そう思った。
女性のみなさ~~~~ん!
気持ちはわかるけれど(←これでも?私も女性だから^^;)
ためらわず、婦人科を受診しましょうね☆