今日は先日のカフェで食べたケーキ。写真とる!ということを思いつく前に、食べ始めちゃったので、
食べかけざんす。
これは、アプフェルクーヘンと呼ばれる、リンゴケーキ。
アプフェルクーヘンには色色と種類がありますが、これはオーソドックスなタイプ。
中のリンゴは、しっとり焼いてあります。
私が好きなのは、ウィーン風。中のリンゴがまだ、しゃっきりしているの。
最近食べてないなぁ。
さて、これを頼んだ友達(♂)の飲み物は、アイリッシュカフェ(ウィスキー入りコーヒー、生クリーム盛り)でした。真後ろね。
ドイツで不思議なことは、多くの男性がケーキをパクつくこと!
と、日本からきた人はいう。
確かに。一緒にいたもう一人の友達(♂)、あっという間にこれだもんね。(↑)
もう、3分の1しか残ってないじゃん。
これは、シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ、黒い森のサクランボケーキなんだよ(^^;)。
ドイツのカフェでお茶を飲んでいると、
男性が大きなケーキをぺろりんと食べているのによく出くわす。
年齢問わず、どっしりとした、ビーだーマイヤー調(ウィーンによくあるタイプ)のカフェでは年配の男性が一人でケーキを食べていたりする。
そんなところで食べられているケーキは、こちらでは「トルテ」と呼ばれるケーキ。これは、日本のケーキに近いもので、クリームでデコレーションがなされている。
代表的なトルテといえば、写真で既に3分の1になっちゃっている(笑)この、シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ。黒い森のサクランボのケーキ。
このケーキ、歴史は意外と浅い。といったら失礼だが、100歳にもなっていないのでありまする。
サクランボと生クリームのデザートを供していたカフェで、
マイスターの修行をしていたヨゼフ・ケラーという人が、このデザートから思いついて、
マイスター試験のために作り出したといわれています。
これが1919年。
場所はボンのバード・ゴーデスベルク。
ただし、その前からそんなようなコンビネーションはあったでしょ?ともいわれている。
それでも、今の黒い森のケーキ、シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテに特徴的な材料の組み合わせは、彼の新しい独自のものだそうだ。
詳しい話は、また書きましょう。
あ、私の食べたケーキは、 ちなみにこれです。
森のベリー類のクーヘン。
いろんなベリー種がてんこ盛りになっています。
これは、粉砂糖を思いっきりふりかけたバージョン。
ほかに、ゆるいゼリーを塗っただけのバージョンもあります。
この日は、粉砂糖バージョンが食べたかったの。
というわけで、祝日のお茶の時間、外バージョンでした。
これらのケーキについての考察は、以下のページに続きます。
ドイツケーキ(トルテ・クーヘン)は甘いか
ドイツケーキの大きさと横倒しサーブの意味
もとには こちら(ドイツ お茶とお菓子 ケーキクーヘントルテ)
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