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チリの地震の津波が日本まで届きましたねぇ。1960年にはチリの地震による津波で岩手県で6mが観測されました。今回はそのような大きな被害にはならなかったようですが。チリと日本は大体地球の反対側にあるのでチリで発生した津波は太平洋へ広がりますがその反対側の地点の日本に収束していきます。なのでハワイで観測された津波より日本で観測された津波の方が大きいのですね。津波は体験したことが無いので実際にどんなものなのかはよくわかりませんが20cmの津波とは言っても水深20cmの勢いの強い川の中に居るようなものですからね。むしろ流れの勢いで言うと川よりもずっと速いです。足をとられると流されることもあるでしょう。ところで2011年の東日本大震災では岩手で41mの津波が確認されています。今までで最も大きな津波はどれくらいのものなのでしょうか。規模で言うと2004年のスマトラ島沖地震の津波ですね。全体的に10mの津波。場所によっては34mの津波が観測されています。当時日本でも大々的に報道されていましたね。日本では1960年の津波によって津波の危険性はある程度認識されていましたが世界的には津波に対する認識はそれほど高くなく津波の対策が本格的に考えられるようになったのがこの一件です。それでは単純な高さだけではどれくらいのものがあるのでしょうか。これは1958年にアラスカで起きたリツヤ湾大津波がその記録を持っています。地震による山体崩壊で大量の土砂が湾の中に流れこむことによって海面が持ち上げられるて発生した津波でその高さはなんと524mです。しかしながらリツヤ湾自体は人気の無い場所で近くに居た漁船1隻が被害にあっただけのようです。災害の記録というものはあまり喜べるものではありませんがデータとして見ると面白いものですね。
2014.04.04
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