一昨日、立山に登ろうと思っていたのですが、雨が降っていたため午前中に高岡に帰ってきて映画を観ることにしました。
お目当ての映画が3時半からだったのでショッピングセンターでゆっくりし、息子と娘を連れて3人での鑑賞となりました。お目当ての映画は「劇場版仮面ライダーキバ 魔界城の王」。お決まりの東映の夏休み映画で「炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN BANBAN劇場BANG」との2本立てでしたが、特に仮面ライダーキバは感動ものに仕立てられていました。
今年のこの仮面ライダーは今年2008年に活躍する主人公とその主人公の亡き父が活躍していた1986年の場面が同時進行で描かれています。また、ヒロインも母を亡くしており、主人公の父と一緒に戦っているという設定になっており、1986年の事件が2008年に連動して起こってくるのです。
去年の仮面ライダー電王のテーマは「いじめ」で、変身するたびに人から忘れられ存在そのものが無くなっていくライダーも登場しましたが、今年のテーマは「親子の絆」。まだ上映中の映画なので詳しくは書きませんが、2008年の主人公、ヒロインからすれば亡き父、母の若い頃、1986年の父、母からすればまだ見ぬわが子たち。子供は親の顔を覚えているからお父さん、お母さんと呼ぶけれども若い父母は子供がいない時期のため子供と認めてもらえない。しかし、共通の持ち物や記憶の中から未来の我が子と知り母と娘が一緒にライダーに変身して戦う。そして父と息子が一緒にライダーに変身して戦う。この辺の演出が見事だったと思います。
最後はバイオリン弾きの父と息子が学校の演奏会で共演して幕が下ろされたときに「お別れだ」と言って父と母が過去に帰っていくシーンが描かれ終劇。子供向けの映画とはいえ、涙、涙の一作でした。
私の年になると恥ずかしくて一人でこのような映画は観に行けませんが、子供を連れて一緒に観る映画としてはかなりいい映画だったと思います。
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