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巡礼の年 第2年「イタリア」 F.リスト

F.リスト 巡礼の年 第2年「イタリア」より
ペトラルカのソネット104番

ペトラルカというのは詩人の名前ですね。
フランチェスコ・ペトラルカ(1304-74)
ルネサンスを代表するイタリアの抒情詩人の一人で
その代表作「抒情詩集」の中には、
ソネットと呼ばれる14行の定型詩が収められています。

で、その中から3編を題材にして
リストはテノール・ソロ用の歌曲を書いたのですが、
その3つの歌曲を後にピアノ独奏曲に改編し、
「巡礼の年」に収めたといわれています。
その3曲中第2曲にあたるのがこの「104番」です。
詩の内容は、 愛というものの二面性 を表現しています。

…あ、だから高らかに歌ってたかと思ったら
慎ましやかになってたりしてたのか!納得。
勉強不足だなぁ。

ちなみに、イタリアへは愛人と長女を連れて行ってたそうですよ。
しかもイタリアにいる間に子供2人生まれてます。
さらに言うなら、愛人と3人の子供残してイタリア去ってます。


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