ひとりごと♪

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2008/05/18
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今日は、京都文化博物館で開催されている
源氏物語千年紀展 」について



      *



私、今年の3月にも
別の美術館で開催されていた
源氏物語関係の展覧会に行ってきたのですが(3/1 ブログ )、


今回のこの展覧会は、それに比べて出品数も多く、



お陰で、前回以上に
すごく楽しかったです



      *



展覧会のコーナーは、

プロローグ → 第1章 作者・紫式部 →
第2章 源氏物語の世界 → 第3章 写本 その営みと美 → 
第4章 源氏物語の楽しみ 享受の歴史 → エピローグ

という6つに分かれていました。



私がこの中で、特に楽しかったのは、

第2章の「 源氏物語の世界 」と
源氏物語の楽しみ 享受の歴史 」のコーナーでした。



      *



第2章の「 源氏物語の世界 」では、
源氏物語を描いた屏風・色紙などが展示されていました。




屏風などに描かれた「絵(シーン)」の説明・解説が
それぞれ、ちゃんとあったこと。



これだと、はっきりと源氏物語を知らない人が観ても
どういう意味を持った絵かを
理解しながら鑑賞できますよね~



京文さん、なかなか親切





また、私が、このコーナーで一番印象に残ったのは、
重要文化財の「 車争い図屏風



この屏風には、
葵の上と六条御息所の、路上確執シーンが描かれています。



これは、この車争いをきっかけとして、
嫉妬に狂った六条御息所が、生き霊になっちゃう
重要なシーンですよね。



私、葵の上が好きだから
このシーンは、とっても印象的なんです。



      *



続いて、第4章「 源氏物語の楽しみ 享受の歴史



ここにも、源氏物語を描いた様々な時代の作品が
展示されていたのですが、

私が一番、感激したのは、
大和和紀さんの「 あさきゆめみし 」の原画数枚が展示されていたこと



印刷されているものとは比べ物にならない位、
めっちゃきれいなのっ



この絵を観賞しながら、
ジャラジャラお釣りが出てくる音がしました(笑)
観にきて本当に良かった~




あさきゆめみし 全13巻 大和和紀/作






また、このコーナーには、
源氏物語が、海外で翻訳されている本も
展示されていました。


確か、18ヶ国語に翻訳されているって
紹介されていたように記憶しています。




で、その横に面白いものを発見してしまいました


↓ 現代京ことば訳・源氏物語




京ことばで書かれた「源氏物語」



お国ことば大好きな私にとって、
この本は、なんて魅力的なんでしょう
(今までこの本の存在を知りませんでした



大好きな「源氏物語」に
大好きな「お国ことば(ここでは、京ことば)」



早速、図書館に予約してしまいました



千年紀の今年、
ゆっくり・まったりと「源氏物語」を
京ことばで読み返してみましょう



源氏物語千年紀展  ~6/8

京都文化博物館  HP





追:この日、別フロアにて「紫の縁」展も開催されていたので
  少しだけのぞいてみました。

  ここには、源氏物語の頃の時代衣装(十二単など)が
  十数点、展示されていました。(希望者には着装も可でした)


  着物ってホント素敵
  様々な色の組み合わせ、勉強になっちゃった。



  十二単、着てみたい~





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Last updated  2008/05/20 07:22:22 AM
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