毎年、年初め恒例のとんど祭り、
参加しはじめて今年で6年目です。
足掛け十数年参加し、今年で子ども会が最後の人あり、はじめての参加の人あり。
そんな中、今年はうちの子ども会がとんどの火おこしの担当となり、
少し早めに神社にてその神事を行いに行きました。
この担当は15年に1度まわってくるそうで、わたしは最初で最後になるかな・・・。
神社はうちの子ども会の地区にあるので、
宮司さんや巫女を勤めるのもお友達のお父さん、お母さんなのでなじみ深いのです。
神様を祭った後、早速火おこし。
文明の利器とは違い、原始的な方法での火おこしとあって大人も子どももはじめての体験にわくわく。
「おーっ。これ大変なんよ。黄金伝説でやりおった!!」
と、現代っ子は目を輝かしてましたよ。

しかし、これがなかなか手ごわくて、煙まではあがるけどなかなか火種にならない。
みんなで交代でシュッシュッとまわしてゆくんだけどすぐ腕が疲れてきてしまう。
宮司さんが大人パワーで高速回転したときに、一瞬火種ができて・・・

ふーっっ、ふーっと息を吹きかけて火を移そうとするんだけど、
努力の甲斐なく鎮火~~~~。
ムスメもスタミナのない細腕で健闘!

これじゃあ、火はつかんわぁ・・・・って動きでしたがねぇ。
しばらくみんなで頑張ったけど、とんど会場では学区のみんながお待ちかねなので、
”火を起こすのは大変なこと、火があるってことはありがたい”
マッチ
提灯に火をともして、とんどのある河川敷まで大名行列のごとく大切に火を運んだのでした。
とんどは、朝竹きりして例年通り3つほど作って準備万端。
子ども達も整列して待っている中を、神社からの火をもって各子ども会の代表が点火。
毎年ながら、いっせいに燃え広がる様子と竹がびっくりするくらい大きな音でパーン!と爆ぜるのを聞いて、
「やっぱり、これがなくっちゃねー」と、みんな新しい年になったことを改めて実感。

毎年のことを、当たり前にまた繰り返せることってありがたいこと。
年々、その思いが強くなるような気がします。
とんどが崩れたら、縁起物の残り火でお餅を焼いたり、
朝から仕込んだ豚汁、ししゃも、ウインナーに焼き芋などなど、
竹筒で燗した日本酒やら振る舞い酒がとびかいます。
各子ども会でいろいろ作ってるので、子ども達を偵察にやり目玉をゲットしたりしてね。
今年は、牡蠣の殻焼きがあると聞き、そこの子ども会の知ってる子に持ってこさせて内緒でパクリ♪
今年の初牡蠣焼きでした。(ええ子たちじゃあ~)
うちの大きな寸胴鍋の豚汁も大好評で、見る間に減ってこのとおり。

煙臭くなったけど、ああ楽しかったねーって今年も終われて一安心。。
ちなみに打ち上げに行った夫は、まだ帰っておりませーん。
わたしは、もう寝まーっす。。。。