このところの暖かさで、いつも行く公園には親子連れがぐっと増えてきた。
寒い冬の間、家の中にいた親子たちがどんどんやってきている様子は、まさに”啓蟄”だ。
今までは”わが公園”に近い状態で独占していたから、
こんなに人があふれている状態にびっくり。
そして、その中に父子連れがとっても多いのが目につくのだ。
一組、二組どころじゃない、五~六組はいる日もある。
毎日会う父子もいる。
慣れた感じで「ほら、お友達がやってるようにやってごらん」って声をかけ、
よその子にも「こんにちは」とにこやかに話しかけるお父さんや、
「○○ちゃーん、笑って~」とシャッターチャンスを狙うお父さんと様々だけど、
どのお父さんもずいぶん手馴れたかんじが伝わってくる。
イクメン・・・
今やすっかりあたりまえになってきてるんだねえ~~~~~。
”うらやましい!”ビームを出しながら、自分の初期の子育て期をついつい回想してしまう。
もしかしたら、育休中のパパもいたりしてね。
広島の県知事さんも育休をとり物議をかもしたけれども、
育児のバリエーションとしては、あるんじゃないかと思う。
子どもも喜び、それがパパママにも喜びにつながるのならこんないいことはないと思います。
昨日は、髪が金髪で上下ピンクのスエットの若いお母さんがいた。
うおっと目を惹いたけど、砂場で子ども同士のスコップのやりとりなんかで言葉を交わすと、
わたしの真似してお山作りをしてるわが子と園の子を見て
「うわーすっごいお山できたやん!」
「やりかた、うまなったなぁ!おもしろいなあ」
と関西弁をまくしたてながら、楽しんで子どもと遊ぶステキなお母さんだった。
他の子の遊具も貸し借りしながらの中、見当たらなくなったおもちゃも 最後まで探してくれていた。
「自分で探すからいいです!」と、あまり”うちの子のおもちゃ”は使って欲しくなさそうな様子をみせながら
ママ友と無くなったことをアピールしてるお母さんよりよっぽど感じいい。
それにしても、暖かくなるにつれこれからこういう事も増えるとなると、
わたしも公園のマナー?を身につけなくてはいけないかも・・・。
園に戻ると、2歳の男の子がお人形を腕にかかえてあるきまわる。
おお、ここにもイクメン予備軍が・・・。