全16件 (16件中 1-16件目)
1
シルクが亡くなった日の午後、病院から”シルクちゃんへ”と供花が届けられた。病院にお礼の電話をする。受付のお姉さんが、「K先生に代わりますか?」と言ってくれたが、また大泣きしてしまいそうだったので遠慮した。お花はシルクに供えさせていただきました。ありがとうございます。 17日は朝から激しい雷雨。一部の地域では雹も降ったらしい。3時ごろ、少しの間雨が止んだので、その隙にシルクを土に還した。腰まであった髪を切って、シルクと一緒に埋めた。粟穂と、庭に今満開のラベンダーの花も一緒に。おやすみなさい、シルク。永遠に愛してる。
2006年07月17日
今朝のシルクは辛そう。首を後ろにまわして、もこもこに膨らんで寝ている。7時30分。薬を与えるために抱っこする。軽い。水も餌もおやつも食べない。8時ごろから、痙攣が始まる。痙攣は短い間隔でシルクを襲う。その度にシルクは首を伸ばして、目を見開いて、翼をばたばたする。手に包んでささやく。背中にキスをする。おちついて、シルク。大丈夫、大丈夫、怖くないよ。シルクは抱っこしている私の指を咬む。強く、ぎちぎちと。好きなだけ咬んでいいから。全然痛くないから。頑張って、シルク。死なないで。私を置いていかないで。胸に抱いた。8時40分ごろ病院に電話。K先生に代わってもらう。電話中も短い間隔でびくっ、びくっ、と痙攣が来る。その度にシルクの尾羽が扇のように広がる。先生と電話中に、何度目かの大きな痙攣が来る。逝かないで、逝かないで。海老反るシルク。シルクの瞳から光が消えた。8時45分、シルク旅立つ。頑張ったね、頑張った、シルク。お疲れ様。我が家に来て3年と10カ月。シルク4歳。あなたに会えて私は幸せだったよ。シルクは幸せだった?ごめんね。ごめんね。また私は守ってあげられなかった。
2006年07月16日
おはよう、シルク。今朝も会えて嬉しい。シルクは居間にいます。朝まで電気はつけっぱなしです。シルクに少しでもご飯を食べて欲しいから。酸素を使っているので、火を使った料理は出来ません。その横にクッションを置いて横になっています。途中、何度も何度も確認します。シルクの呼吸を。6時・8時・8時半とシルクが吐く。頭を大きく左右に振って、プラケースやケースの蓋代わりのサランラップ、粟穂に撒き散らしながら吐く。すごく辛そう。8時半ごろ病院に電話。まだ獣医さんが来ていないので、来次第連絡くれるそう。連絡は来たのですが、鳥に詳しいお医者さんがいないので、H先生に連絡を取ってくれることになりました。12時半にまた吐く。1時半ごろ、H先生から電話があり、状況を説明。レメディーの指示。昼過ぎから痙攣が始まる。何度も、何度も。その度にシルクの小さな身体が、ビクッ、ビクッ、ビクッ、ビクッ、と震える。夕方にはおさまる。2時・4時20分・5時50分・7時・8時半・11時に吐く。シルクは吐くたびに、一生懸命ご飯を食べる。シルクは生きようと頑張ってる。まだ大丈夫。明日また「おはよう」って言おうね。
2006年07月15日
今朝、シルクは開口呼吸していた。嘴を小さく開けて・・・すごく苦しそう。とうとう気嚢が潰れてしまった?すごく心配だったが、K先生にシルクを預け仕事へ。今日が終わったら、明日から3連休だから。ずっと一緒にいられるから。だから頑張れ、頑張れシルク。シルクを病院に預けている間は、かかってくる電話が怖い。夜入院していたときも、遅くに鳴る家の電話にビクビクしてた。お迎えに行くと、シルクは嘴を背中にさして眠っていた。もこもこに膨らんでいる。あの日以来、膨らんでいないシルクを見ていない。K先生によると、今日は一日中こんな感じだったらしい。餌もあまり食べた様子がない。健康な文鳥がする糞とは違う、明らかに異常な糞が2個。連休中の事を聞いた。土曜はK先生もN先生もいない。H先生は今日で退職して、実家のある神戸に明日帰る。明日、もしシルクの具合が悪くなったら・・・鳥を診られる先生は少ない。K先生はいざという時のためにレスキューレメディーを処方してくれた。シルクの具合が悪くなったら、まずは病院に電話をして医師の判断を仰ぐ。その際にレメディーを使うか、病院に連れて行くか。火曜日、またスタッフさんたちに会えますように。8時ごろ、薬をあげようとして、家に帰って来てからシルクが全く糞をしていないことがとても気になり、お尻をチェック。やっぱり。糞がお尻の周りの羽根ににくっついたまま固まって、お尻の穴が塞がっている。最初は爪で細かく割って取ろうかと思ったが、硬くて硬くて全く取れそうにない。シルクも痛がっている。仕方がないので、洗面器にぬるま湯を入れて、手のひらのシルク本体が濡れないよう、細心の注意を払いながらお尻を塞いでいる糞を溶かす。全部は取りきれなかったが、塞がっていたものは取れた。取れた直後、シルクはおっきな糞をした。良かった。その後、用意して置いたドライヤーで濡れた部分を乾かす。お尻の周りの羽根は、また糞が固まると大変なのではさみで切った。9時ごろ、また開口呼吸になった。様子を見ていたが、一向に良くならないので病院に電話。K先生は往診に出ていた。こんな時間までお疲れ様です、先生。代わりに出た先生(どの先生か判りませんが)が、レスキューレメディーの指示をした。注射器に入ったレメディーを1滴。片手にシルク、もう片手にレメディー。上手く出来なくてシルクの顔にかけてしまった。ごめん、シルク。それにしてもレメディーって臭いのね。1時30分ごろ、またシルクの呼吸が荒くなり、開口呼吸を始める。でもさすがに病院はしまってる。明日の朝まで頑張れ、シルク。
2006年07月14日
シルクの胸骨は鋭角に触れることができます。ふっくらとして見える身体が、実は骨と皮しかないという事実。シルクはシルバー文鳥という、それはそれは綺麗な鳥さんです。少し前まで彼女の体重は28gありました。あっという間に軽くなってしまった。いまある重さは腫瘍と腹水がほとんど。食べても食べても腫瘍はシルクから栄養を奪っていく。具合の悪いシルクが生きようと必死に食べているのに。日に日に食べなくなるシルク。寝てばかりです。これが一番体力を使わなくてすむから。一日でも長く生きてと願うのは、飼い主のエゴです。苦しいのは、辛いのは、私ではなくシルク。それでも願わずにはいられない。
2006年07月13日
医療用の酸素ボンベを借りました。夜は自宅で介護、日中は家に誰もいなくなるので病院に預かってもらう、という2重生活。最後は看取れないでしょう。多分。移動はシルクの負担になるけど、N先生が「シルクを家に帰してあげたい」と言ってくれました。残り少ないシルクの鳥生を、病院のICUやスタッフと過ごすよりは、お家でと・・・9時ごろ酸素ボンベの用意をしてもらい、使い方の説明を受ける。先に酸素ボンベを自宅に運ぶ。酸素ボンベ・プラケース・ペットヒーター・ご飯・おやつ・水・箱ティッシュ・サランラップ。全てセッテイングしてからもう一度病院に。シルクを迎えに行く。家に着いてシルクをケースに入れてから、そういえば薬の時間だ、と薬を貰い忘れたのに気付き取りに戻った。ビデオカメラも借りてきた。シルクの生きた証を残そうと思った。シルク、頑張ろうね。生きて、生きて、生き抜こうね。
2006年07月12日
今日もシルクの様子は良くなかったけど、良くなるのを待っていたらいつになるかわからない、今日しかない、ということで連れて行った。6時30分頃に着き、シルクを受付のお姉さんに渡す。すぐにICUに入れられる。「中に入ってていいですよ」診察までの間シルクに付き添う。診察は8時30分頃。N先生はシルクを触ってすぐに、「お腹がぼよぼよしている。 もしかしたら腹水が溜まっているかも」と言った。レントゲンを撮り、現像があがるまでの間またICUへ。9時ごろ先生に呼ばれる。レントゲンには1週間前よりも明らかに巨大化したものが写っていた。シルクの身体の3分の1を占める何か。腹水も溜まっていた。1週間前に下がっていた胃は、今度は上に。真ん中にあるはずなのに左側に押されていた。2つある気嚢のうちの1つ、後ろの気嚢は圧迫されて狭くなっていた。これじゃぁ呼吸も苦しいよね。N先生は、「もしかしたら卵管炎かもというのもあったんですが、 薬を与えているのに1週間経っても状態が変わらないこと、 それから今日のレントゲンを見ても腫瘍と言うのは間違いない」と言った。「今のシルクを手術したら、 確実に死ぬ。 だから手術は出来ない」抗がん剤についても、「抗がん剤は、 腫瘍を取った後に転移しないように使うもので、 副作用もあるし、 元気な子ならともかく、 こんな弱った子に使えない」「限られた残りの時間を、 いかに楽に過ごさせてあげられるか、 お姉さん、 最後まで見ててあげてください」最後に、「もし僕の診察が必要だったら呼んで。 僕こっちの診察が終わってから行くから。 こんな状態のシルクを移動させるの可哀想だわ」先生、もっと早くにその言葉聞きたかった。思っていたとおり、1週間で進行していた。1週間私は何をしていたんだろう。ただ、側に居ただけ。もっと他に何かできる事があったんじゃないか、後悔。シルクの余命は、頑張って、頑張ってあと2週間。悲しくて仕方がない。シルクに何て謝ればいいの?ごめんね、ごめんね、悪い飼い主で。もっと早くに気付いていたら。後悔の言葉しか出てこない。
2006年07月11日
シルクはぼんぼんに膨らんで寝てばかりいます。敷き紙を換えるために手を入れても反応しない。前日よりも確実に悪化している。K先生と相談。K先生が直接T病院に行っているH先生に電話して、7時まで様子を見ることになった。7時まで待ってもシルクの状態は変わらない。K先生に判断してもらい、今日連れて行くのはやめることにした。H先生に電話。K先生は、「こんな状態のシルクちゃんを移動するのは賛成できない」と言っていた。でも明日またチャレンジするらしいです。N先生来てくれないかなぁ。
2006年07月10日
H先生が、「一番シルクの事をわかっているのはN先生だから、 T病院に明日連れて行ってください。 仕事終わってからでいいです。 遅くなるようでしたら電話してください。 N先生と今後の治療方針について相談したいし、 もう一度レントゲンを撮って、 病気の確定や、 1週間でどの程度進んでいるかを確認したい。 僕も明日はT病院で勤務です」と言う。こんな状態のシルクを連れて行って大丈夫?移動も負担になる。診察が終わったらまたこちらの病院に連れてくるんですよね・・・不安。
2006年07月09日
毎日、毎日夢を見ます。シルクが元気になっている夢。病院に行くまでは少し期待する気持ちもあります。もうすっかり良くなって、元気にぴょんぴょん。ケースから出して~なんて跳ねているんじゃないかとか、また、くりくりのオメメで可愛く首をかしげてくれるんじゃないかとか。病院には前回別れた時よりも、確実に悪くなっているシルクがいます。1日のほとんどを寝て過ごし、たまに起きて粟穂やおやつをぽりぽり食べて、水を飲みに行って。殻付きえさはほとんど食べていません。巻き散らかすだけです。食べている最中にそのままの体勢で疲れて眠って。お薬の時間に抱っこさせてもらったら、あまりの軽さにびっくりしました。強制給餌の話もしてみましたが、病院としてはシルクが自分で食べている限り強制給餌はしないとの事。それよりも強制給餌中に逝ってしまいそうだと思った。それ位弱っている。目は半開きだったり、険しかったり。ぱっちり開いていることがなくなりました。鳴き声もしばらく聞いてません。呼吸も苦しそう。代わってやりたい。
2006年07月08日
シルクの病名は確定していません。「腫瘍らしきものがある」というだけ。H先生に、「病名もわからないのに治療することなんて出来るのですか」と尋ねると、「病名がわからなくても、 その症状から薬を出すことは出来ます。 吐いていたら吐き気止め、 消化していなかったら消化剤、 というように」もしも腫瘍だったら、こうしている間にも進行しているのでは?不安。判断材料はレントゲンとN先生の触診だけ。血液検査が出来るほど血液がないし、ここでは手術も出来ない。ましてやこんな状態のシルク。死んでしまう。H先生に、「レントゲンは見ましたか? 見て先生はどう思いましたか?」と尋ねる。「僕も腫瘍だと思いました」との答え。やっぱり腫瘍なんでしょうか。
2006年07月07日
仕事が終わってから直で病院に行く。この日も10時まで付き添う。仕事以外の予定は全てキャンセル。少しでもシルクについていたくて・・・理由を聞いて鼻で笑う人もいます。中には酷いことを言う人も。でも今の私にとって何より一番大事なもの。シルクが最優先です。私の可愛い大事な娘が大変なときに付き合ってられない。シルクは日に日に弱っています。薬は気休めみたいなものでしょう。手術は出来ない、抗がん剤も使えない。癌に効くというアガリスクやメシマコブの話をH先生に話してみたけど、それが薬に取り入られているかどうかは謎。アロマテラピーはやってます。「ラベンダーに一番反応しました」と言われました。H先生はアロマの先生です。
2006年07月06日
朝早くに病院を開けてもらい、シルクを預けてから仕事へ。今朝のシルクは嘴もアイリングも真っ白で、ぐったりしていた。病院から職場までの間、車の中で大泣きした。がんばって、シルク。私が帰ってくるまで生きてて。午前中出張。お昼に病院に電話しようとおもったら、携帯が圏外で使えない。同僚に借りて(auは使える)連絡する。H先生によると、朝かなり状態が悪かったので集中的にケアしたそうです。今は落ち着いている、との事。良かった。がんばったね、シルク。仕事終わったらすぐに迎えにいくからね。待っててね。会社から真っ直ぐ病院へ。ぼわぼわに膨らんで寝ている。10時までついていた。N先生と相談した結果、今日は連れて帰らないことにした。今の状態のシルクを連れて帰ることは、非常に危険と判断したから。この日からシルクは入院することになった。
2006年07月05日
午前中お休みを頂いて病院に。病院に着いてすぐに、保温してもらうために受付のお姉さんにシルクを渡す。ここの病院はいつも混んでいて、今日も2時間ほど待った。このときのシルクは「なんとなくだけど元気がないな」という程度。だから急患ではない。シルクを触ってすぐにN先生が、腹部の異常に気付く。「お腹の辺りになんかありますね」軟卵?たまご詰まり?レントゲンを撮る。ロビーに戻って待つ。現像があがって診察室に呼ばれる。シルクの小さな身体のあちこちに塊らしきものがあるらしい。N先生はボールペンでここにも、ここにも、ここにも。とたくさんの○を書いた。胃がその塊に押されて下に降りている。圧迫されて胃が細長くなっている。「腫瘍かもしれない」と言われた。「卵管炎かも」とも。「もしかすると覚悟しなきゃならないかも」と言う言葉に目の前が真っ暗になった。次の日の出張準備のため、一日は休めなかったのでそのままシルクを預けて会社へ行く。N先生に「いつでも連絡が取れるように」と言われ、病院に携帯の番号を教える。仕事中もシルクの事が気になって仕方がない。電話が来ませんように。仕事が終わってから速攻でシルクを迎えに行く。朝別れた時よりも具合が悪そう。「夜忘れずに必ず飲ましてください。 シルクが明日の朝まで生きるための薬です」と薬を渡された。明日からは新しく出来た家の近くにある系列のK病院に預けることになる。N先生がいないのがすごく不安。K病院は夜遅く(0時)までやっている。土・日曜は7時まで。K病院の裏には院長が住んでいる。スタッフが長時間いるので目も届く、ということで転院を決めた。シルクを連れて家に帰る。プラスチックケースの下にペットヒーターを敷き保温。寝る前に薬をあげて就寝。明日の朝、「おはよう」って言おうね、シルク。
2006年07月04日
夜、何となくシルクの様子がいつもと違う気がした。元気がない・・・というか・・・とても気になる。夜も遅いので病院はもう終わっている。明日、様子をみて連れて行こう。
2006年07月03日
具合が悪くなる前の夜、シルクはいつもと変わらない様子でした。エレクトーンの上やソファーに飛んでいったり、他の子たちと遊んだり。ご飯やおやつも食べ、水浴びもしてました。なんで気付いてあげられなかったんだろう。シルク4歳。まだまだこれからなのに・・・
2006年07月02日
全16件 (16件中 1-16件目)
1