ふたり暮らしの手帖

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サリィ斉藤

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カテゴリ: 本の話
日曜日に、夫と連れ立って本屋へ行きました。

私は子どもの頃、三世代同居の家庭で育ったのですが、母と祖母が読んでいたのか、近所の本屋のおじさんがいつも配達してくれていたのが雑誌「暮らしの手帖」でした。

「すてきなあなたに」というのは、「暮らしの手帖」の連載ページの一つで、身近なおしゃれのヒントや美味しいレシピのアイディアなどを、ほんの短いエッセイにまとめたものが、毎号5つか6つ、掲載されています。

ちなみに、連載がスタートしたのは昭和44年だそうで、私と同い年!

これまで、単行本にまとめられたものが5巻出ていますが、小さい頃から活字中毒の気があった私は、母が読み終えた後の「暮らしの手帖」を読むのが大好きでした。

だから、今でもページを開いて

「人をおたずねするときには、必ず電話なり、手紙なりで、ご都合をきいてから、おたずねすることにしています。」

なんて、おっとりとした女性らしさにあふれる文章に触れると、いつでも子どもの頃に引き戻されるような…
それだけでなく、今大人になった私に、読むたびに新しい発見をもたらしてくれる、羅針盤のような大切な本です。


すてきなあなたに(5巻) すてきなあなたに(5巻)


新聞の広告欄で、この度「すてきなあなたに おしゃれ篇」という雑誌が出版されるということを知りました。
これまでのエッセイから、季節に合わせて選りすぐったものに、大好きな平澤まりこさんのイラストがフルカラーでついている、となれば、これは絶対「買い!」と思ったのです。

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結果は大正解で、何だか一度に読み終えるのがもったいなくて、少しずつ少しずつ拾い読みしています。

その人の暮らしのアイディアやライフスタイルが支持されて、お手本にしたい!と言われる人は今もいらっしゃいますが、お金を出して手軽に「○○さん風」の暮らしが出来ればという世間の思惑が働くのか、どんどん商業ベースに組み込まれてしまうようにも思います。

でも、この本に載っているのは、おしゃれに、快適に日々を暮らそうという思いがあれば、誰にでも手に入れられることばかり。
そんなところに、本当の「品性」を感じるのでした。

sutekina1.jpg

…で、実は、久々に本屋へ出向いたもともとの目的は、こちらの雑誌を買うことでした。
W杯の開幕までカウントダウンの日々、実に読み応えのある内容で大満足です。

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その他、近々大きな手術をすることになった友人へのお見舞いに、病院の検査の合間にでも読んで気晴らしをしてもらおうと、こちらの本を買って帰りました。
デヘヘヘラーさんのブログ で紹介されていた本ですが、とっても楽しくて、気分転換がしたい人には絶対にいいなぁ、と思った一冊です。
四国はどこまで入れ換え可能か





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最終更新日  2006.06.07 21:45:24
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