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カテゴリ: 映画の話
金メダルを取ったフィギュアスケートは別格として、先のトリノ五輪で何と言っても夢中になったのはカーリングでした。

その、女子カーリングチーム(正確には、トリノの前のソルトレーク五輪に出場したチーム)をモデルにした映画「シムソンズ」。



カーリングが注目を集めるにつれ、この映画も話題になったので、ずっと見たいと思っていました。
それにしても何で“シムソンズ”なんだろう?と思っていたら・・・そういう由来なんか!と、まずは笑わせてもらいました。

美少女とファニーフェースの間をくるくる移り変わるような、表情豊かな加藤ローサちゃん。
モデル時代から(可愛いなぁ)と思っていましたが、この主演作を観て、こんなに自然にセリフも言える子なんだ!と見直しました。

ホタテと、タマネギと、カーリングしかないサロマ湖畔の町、常呂。
平凡な日常から抜け出したい、でも何をしたらいいかわからない・・・そんな焦りの中にいた主人公が、やがてかけがえのない仲間を得て、氷の上で輝きをつかむまで。

冒頭からぐいぐいと惹きつけられ、最後まで観てしまう。

それらのハーモニーと、何といっても、カーリングというスポーツのユニークさやドラマ性が生み出している魅力なのでしょう。

「私のこと、見つけてくれてありがとう」

というセリフには、ホロリと来ました。

JUDY AND MARYの「小さなころから」がBGMに流れるシーンもよかったな。

>


それにしても、「女子高生4人組」を主人公にした映画って多いなぁ、と思います。
ちょっと考えても 「がんばっていきまっしょい」 「リンダリンダリンダ」 「チルソクの夏」 ・・・などなど。

「4人」という人数は、キャラクターの書き分けや、ストーリーの展開に色々な面で“ちょうど良い”のでしょうね。




「リンダリンダリンダ」を観たとき、一番私の印象に残ったのは、バンドをやる主人公ではなくて、ケンカ別れしてバンドを抜ける凛子役の女の子の目の強さでした。

後日、「チルソクの夏」を観たら、その凛子を演じた三村恭代が、主役の4人組の一人を演じていて、リンダ-とは全く違う、純朴な陸上部員を演じていて驚きました。
(上野樹里ちゃんのブラジャー姿が何度も出てくるのにも、違う意味でびっくり)

平成と昭和、女子高生の“リアル”はかくも変わったか?という感じで(笑)
若手女優の存在感がキラキラ輝く、名作の多いジャンルであることは確かです。







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最終更新日  2007.04.04 22:26:08
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「リンダリンダリンダ」は  
SEAL OF CAIN  さん
時間返せ!ってくらい、私にはつまらん映画でした。(^^;) (2007.04.05 00:23:26)

ホーキで  
まろ0301  さん
 ホーキで氷の上を掃いて行きますよね、カーリング。最初に観た時に、「バカボン」の、「レレレのおじさん」を連想してしまって、画面の中で真剣に闘っていた人たちには失礼でしたが笑ってしまいました。
 でも、日本でも一気にメジャーになりましたね。 (2007.04.05 01:02:56)

Re:「シムソンズ」を観た。(04/04)  
とこみん  さん
私もwowowで見ました。
カーリングのルールを知らなかったので、面白かったです。ついつい最後まで見てしまう映画でした。(少しヘンな言い方だけど)

昨日のお着物の写真、見とれてしまいました。
すごくお似合いですね~
シブイです!

(2007.04.05 01:25:18)

Re:「リンダリンダリンダ」は(04/04)  
サリィ斉藤  さん
SEAL OF CAINさん

私には、心に響くシーンがたくさんあって、余韻が後を引く好きな作品になりました。
この手の映画って、観る人それぞれの個人的な体験とシンクロするか否かでも、評価が分かれるところかもしれませんね。 (2007.04.05 14:00:52)

Re:ホーキで(04/04)  
サリィ斉藤  さん
まろ0301さん

>最初に観た時に、「バカボン」の、「レレレのおじさん」を連想してしまって、画面の中で真剣に闘っていた人たちには失礼でしたが笑ってしまいました。

あの、一生懸命ゴシゴシする動作が、最初は衝撃ですよね(笑)
ホーキではなく、ブラシである・・・と脳内変換すると、レレレの連想は止まるかも?

「チェスと同じだ」というセリフが作中にもありますが、対戦者同士、先読みを積み重ねて、“最後の一投”で勝負を決める。そういう面白さにはまってしまった私です。 (2007.04.05 14:04:19)

同感です!  
サリィ斉藤  さん
とこみんさん

>カーリングのルールを知らなかったので、面白かったです。ついつい最後まで見てしまう映画でした。(少しヘンな言い方だけど)

いえ、私が言いたかったのもまさにそういうことでした。予定調和の映画だと思っていたら、斜に構えるどころか身を乗り出して最後まで観てしまった、という感じです。

>昨日のお着物の写真、見とれてしまいました。
>すごくお似合いですね~
>シブイです!

過分なお褒めの言葉をいただいて恐縮です。ありがとうございます。 (2007.04.05 14:07:26)

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