Samantha's Room

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ゆうちゃんが産まれるまで・・・

birth

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2002年1月30日水曜日午後12時47分
3432gの大きな長男・優介が産まれました♪

男らしい優しさ・思いやりを持った人になって欲しい・・・
と願い
悩みに悩んだ挙句、命名しました。

無事元気な赤ちゃんと対面できた感動に浸る中
分娩室にあった小さい窓からさした優しい冬の太陽の光・・・
涙が止まりませんでした。

いつまでもその感動は忘れないよ。
パパとママの子に産まれてくれてありがとう♪
これからどうぞよろしくね!

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1月29日

10時から陣痛らしきものが始まる。
生理痛というものに全く無縁の私には
やたらと痛みが重たく感じ不安に時間を過ごした。
間隔は5分~15分とまばらだけどいつもより規則的。

2時頃どうしても耐えられなくなり
間隔が規則的になってきたので病院へTEL。
すると子宮口がいつも固いから多分まだ大丈夫との事。
予定通り30日入院で・・・と切られる。
この痛みに耐えながら一晩過ごせって??

5時・・・痛みは次第に強くなり広がってきた。
うちのママさんが仕事から帰ってくるのを見計らって
もう一度病院へTEL。
では入院しましょう・・・と少しあきれ気味に言われてかちん!

6時入院。
分娩服に着替えて、LDRへ。
痛くて仰向けに寝ていられない・・・でもNSTを付けられて横を向けない。
お腹の張りの波がいつもより大きい。
間隔も4~5分。
でもまだまだこの3倍の強さにならないと・・・との事。
えええぇぇぇ?3倍??死んじゃうよ。。。
各処置を済ませていざ陣痛を待つ。

7時半ダーリンがかけつける。
その頃私は痛みと既に戦い続け疲れきってしまっていた。
子宮口は4cm。陣痛はまだまだ。。。
先生は明け方かな?と言い残し去っていった。
ダーリンがおろおろしている。

私は恥ずかしいくらいの大声で叫びまくっていた。
ダーリンの手を握りながら、
時にはマッサージを強要して怒鳴り散らしたりとか。。。
その声を聞いて看護婦さんがすっ飛んでくると
「そんな張ってないじゃない。もう少し静かにしなさい!」
・・・としかられた。
すごくショックだった。
口にタオルを突っ込んで声を殺した。

どのくらいたったのか・・・
もう外はうっすら明るかったような気がする。
陣痛が弱いから点滴で誘発する・・・と先生。
これ以上強くなるなんて耐えられるのだろうか??

1月30日

朝8時ころ・・・
もうだめ。いきみたい。
いきんじゃうよ~~だめぇ~~~と
殺していた叫び声も、もうこらえきれない。
夜勤の人とは違う看護婦さんが飛んできておしりをマッサージしてくれた。
ダーリンがその方法を教わり変わってマッサージ。
もっともっと!!と叫びながら
ひっひっふー、ひっひっふー

病院は休みだったのと、隣で私より後に入った方のお産が始まりそうだったので
先生がちょくちょく見に来てくれた。
私の悲鳴があまりにもひどかったのもあるだろう。

子宮口は全開に近いけど、
赤ちゃんのが上を向いている・・・との事。
下を向くまで待ちたいと言われる。
・・・待てない!!お願いどうにかして!!

何時だろう?
もう意識がもうろうとしてきた。
子宮口全開。分娩の用意がされる。
45度ほど赤ちゃんが回転してくれたらしい。
先生が赤ちゃんの手助けをしながら分娩が進んだよう。

いきみたかったのになかなかうまくいきめない。
看護婦さんが私のお腹にのりお腹を押す。
看護婦さんが私のいきみと同時に、
私の上で跳ねる。。。

やっぱり上手く出て来れないらしく
吸引の準備がされた。
陣痛の波が数秒おきになった。
最後の力を振り絞って
先生が私のいきみに合わせて吸引する。。。

「出てくるよ!!!」
3回目のいきみで・・・つるん・・・

出た~~!!!
大きな赤ちゃん!!

痛かった陣痛がぴたっと止まる。

看護婦さんがお鼻お口お耳の羊水をきれいにすると・・・
「ふえぇ~~ん」とかわいい産声。

何だよそれぇ・・・
笑っちゃったけど涙が止まらなかった。
窓から差す冬の太陽が
いつもよりまぶしく、美しく感じた。

元気でよかった。
ちゃんと産めてよかった。。。

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恥ずかしいくらい大暴れしたお産で
いきなりママ失格だったけど
そんなママの赤ちゃんになってくれてありがとう。
これから一緒に成長していこうね♪よろしくね♪



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