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samsam7727

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samsam7727 @ Re:おきばりやす^^*/(10/15) べんてん2951さん >順調そうで何よりで…
べんてん2951 @ おきばりやす^^*/ 順調そうで何よりですね。 次は年末か年…
samsam7727 @ Re:フッフッフ^^(07/25) べんてん2951さん >>いっそのこと、二…

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僕は、本を読む時は、まさに「乱読」という感じで、だから、少し読んでつまんなければ、かなりはしょって読んでしまう。好きな本は何度でも読む。僕の基準は、あくまでも心の琴線に触れるかという点であり、だから、高尚な本で、賞とかも取っていて、小難しい本だから何度も読み返すという訳ではないし、逆に、一般的な評価は低くても愛読書と言える本はある(実名を挙げると角が立つのでやめておきます。フフフ)。

さて、そんな読み方だから、いちいち本を買っていたらきりがない。だから、僕は読む本を、基本的には徒歩1分のコミュニティ・センターの図書室で調達する事としている。

この図書室の従業員、ただで本を貸してもらっているので文句を言うべきではないのか、それとも、これだけ税金を払っているのでビシバシ文句を言うべきなのかはよく分からないが、とにかく付加価値の低い仕事ぶりである。

「『○○』の下巻はあるのですが、上巻はないですか?」

「蔵書インデックスでお調べになりました?」

「調べました。確かにあるみたいなんですけど、その作家のコーナーにないんです」

「では、貸出中ですね」

「ずっと、ここ数ヶ月で何十回も見てるんですけど、ないんです。誰かが借りっぱなしで返却していないとか、そういう事はないんですか?」

「恐らくそうでしょうねぇ。」



「コンピューター化されていないんで、誰が借りているか調べるのが困難で…」

「困難」と言っても不可能ではない。貸出のシステムは、未貸出の本にはカードが入っていて、本を借りたい人は住所氏名等を書いて登録を行い、すると、本別のカードを収納できるケースが作られる。何か本を借りている場合、そのケースにカードが収納されており、誰がどの本を借りているかがわかる仕組み。

この個人別ケースは五十音順に並べてあり、恐らく数百名分がある。

物理的にはこの数百名分のケースを一つ一つチェックしてゆき、特定の本のカードがあるかどうかを調べれば良い。

しかしそんな事はしない。

彼が出した最大の譲歩は

「その本を『予約』していただければ、返却された時にお電話します」

それから約2年経過、彼からの電話はない。

さて、この図書室、定期的に古くなった蔵書を一冊10円で売却する。先日、ある小説が売りに出ていた。それは僕が上巻を探していた小説の下巻。

おいおい、要は「上巻はありませんか?」との問い合わせを封じるために下巻を処分するのかい?

一事が万事、こんな仕事っぷり。






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Last updated  2005.07.20 12:57:25
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