三一太福

三一太福

2007.12.23
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カテゴリ: 非政治
 今年も残すところ10日を切った。つまり、10日後にはもうすでに年が変わっているのだ。今日まで過ごしてきた10日間と同じ日数をさらに過ごすと、新しい年になっている…。数日前とは何か違う年の瀬の気配を感じているのは私だけだろうか。もう、あと10日もないのだという緊張感・切迫感が、皆さんにはあるだろうか。いずれにせよ、時間は待ってくれない。残りの日々を、悔いのないものにするのかしないのか。どちらを選択するかは、皆さん次第だ。



 さて、今日はなぜ休日なのかということを、どれだけの人々が理解しているのだろうか。決して単なる日曜日ではない。そう、国民の祝日だからだ。では何の…?そう、 天皇誕生日だ。天皇陛下は本日をもって 74歳になられた。国民の一員として、心からお祝いの気持ちを申し上げたい。

 元号が平成に改められて来年で20年になる。平成20年代への突入だ。天皇陛下の即位20年の記念行事も行われるそうだ。55歳で即位された天皇陛下も74歳になられたわけだが、まだまだこれからだ。もっともっと長く生きていってほしい。父の昭和天皇は87歳で薨去された。まずはこの87歳を目標に頑張ってほしい。天皇陛下が仮に87歳まで在位すると平成時代は、平成32年ないし33年までとなる。100歳までなら平成45年ないし46年までとなる。また、仮に昭和時代と同じ64年まで続いた場合、天皇陛下は118歳ないし119歳まで在位されることになるが、さすがにそれまでは難しいかも知れない。

 ところで私は今日、天皇誕生日に関するどのようなことをしたのかというと、まず「お誕生日おめでとうございます」という心からのお祝いの気持ちを持った。これくらいは国民全員がすべきだと思う。2つ目は、インターネットで天皇誕生日に関する記事を読んだ。3つ目は、現在、まさにこのように天皇誕生日に対する思いを述べていることだ。ここまでする国民が、果たしてどれだけいるのだろう。大半の国民、とりわけ若年層は、天皇誕生日に関して何も考えず、ただ連休だからといって遊びに出かけてしまっているのではないだろうか。



 さて、天皇陛下においては、今後もわが国の象徴として、いつまでもお元気でいられることを願っている。いや、むしろ皇太子ご夫妻に男子が誕生するまでは心配で死ねないのではないか。だが、現実的に考えると今後ご夫妻にお子さまが誕生する可能性は低いのではないか。それは、雅子さまの体調の問題があるからというのもあるが、彼女の年齢がお子さまを産むにはどうかと思う。もう 44歳だ。体力的に難しいのではないか。体調も徐々に快方に向かっているとはいえ、当分はお子さまは出産できない。あまり長引くといずれは閉経を迎えてしまう。こちらも切実な問題だ。確実に出産ができない体になってしまうのだから。

 ここまで考えると、愛子さまが誕生した時のことを思い出す。この時もしも男子が生まれていたら、天皇皇后両陛下もとりあえず一安心できただろうにと思う。それから、愛子さまが生まれる前に、雅子さまは流産をされている。この流産したお子さまがもし男子だったら…。本当に惜しい。雅子さまへの過剰なストレスを与えたマスコミなどが憎い。

 だが、最も疑問なのは、なぜご夫妻はご成婚から愛子さま誕生までに 8年も要したのか、ということである。果たして本当の意味で打ち解けい、愛し合い、仲睦まじい夫婦なのか、と疑わざるを得なくなってしまう。両陛下のご成婚から第一子である皇太子さまが誕生するまでに要した期間は、わずか 10ヵ月である。驚くべきスピードだ。1年もかかっていないのである。結婚してまもなくご懐妊、ということである(笑)。国民にとっては「ミッチーブーム」の余韻に浸っていたさなか、早くもうれしいニュースが流れ、二重に興奮していたことだろう。確かに10ヵ月は早いが、当時皇太子だった陛下は、皇太子としての自覚があり、お世継ぎのことをきちんと意識されていたのだ。今の皇太子さまも見習わなければならなかったのではないか。

 いろいろなことを考えてみても、皇太子ご夫妻に今後、お子さまが誕生する可能性はゼロに等しいと断定してもいいのではないだろうか。残念ではあるが…。だが幸い、昨年は秋篠宮ご夫妻に皇室では41年ぶりとなる男子・ 悠仁さまが誕生した。皇太子さま、秋篠宮さまの次の世代の皇位継承者が確保されたわけで、ひとまず安心できる。秋篠宮ご夫妻は、皇室のことをしっかりと考えていらっしゃって素晴らしい。紀子さまも当時40歳で、最後のチャンスだったと思う。これがもし女子が生まれていたらだったら状況が変わっていただろうが。



 来る平成20年まで10日を切った。より「価値」のある来年を迎えるために自分は今,何をすべきか,そろそろ真剣に考え始めなければ年を越してから後悔するのは確実だと危惧しているのは決して私だけではないことを信じたい。


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最終更新日  2007.12.23 19:24:00
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