海の散歩道

トラウマからの解放







先日のカウンセリングの時

過去の出来事を思い出したことを話ながら

あたしはあることに気付いていた

それは過去の出来事と向き合っているのが

【今のあたし】 だということ










多分、それまでは

過去の出来事に向き合っていたのは

【当時、その現場に居合わせたあたし】

もっと分かりやすく言うと

その頃の 【子どものあたし】 が向き合っていた

【子供のあたし】 が当時経験した辛いことを

【子供のあたし】 が向き合ったところで辛いに決まってる

辛かったからわざと過去の出来事から目を反らしてきたし

向き合わないようにしていた

そうしないと自分が壊れてしまうから










でも、今回は違うと言うことに気付いた

過去の出来事と向き合っているのは

【今のあたし】

いろんな経験をつんできて

それなりに色なことを学んできた 【30歳のあたし】

そして、あたしは感じていた

過去の出来事と向き合う 【今のあたし】 の後に

隠れるようにして 【子供のあたし】 がいたことに

【今のあたし】 【子供のあたし】 を守るようにしていた

『安心して良いんだよ。あたしがついてるからね。』

『あの時は辛かったね。声をあげて泣いてもいいんだよ。』

『あの時はムカついたよね。悔しかったよね。』

『大丈夫だよ。あたしが守ってあげるから。』


そう【子供のあたし】に話し掛けながら・・・








これは所謂 【インナーチャイルドの癒し】 なのかもしれないと感じた

でも、これは【大人】だったら誰でもできると言うことではないと

少なくともあたしは感じている

今回 【今のあたし】 【子供のあたし】 を守れたのは

あたしが自分の器の大きさを多少、実感したいたからかもしれない











1年前、カウンセリングを受け始めた頃

あたしは 【自分の器(感情の受け皿)】 を見失っていた

当時のあたしは

怒り

哀しみ

辛さ

苦しみ

そんな 【負の感情】 を表に出せないでいた

それは他人といざこざが起きるのが嫌だったから

自分が 【負の感情】 を出したことで

誰かが嫌な気持ちになるのが嫌だったから

だから『自分さえ我慢したらいいんだ』と思い込み

全ての 【負の感情】 を無理に抑え込み

抑えきれなくなったときリスカやODという形にして爆発させていた

でもそれは明らかに

【自分の器】 が自分の感情を受け入れきれなくなってしまったが故の行動

自分の器の大きさを見失い

キャパオーバーしてることにさえ気付かず無理をした結果









でも1年近くカウンセリングを続けてきて

【負の感情】 を外に放出させる訓練をしてきて

やっと 【自分の器】 の大きさを自分で感じ取ることができてきた

だから『このトラウマ、今なら大丈夫かもしれない』と本能的に感じ

過去の出来事を放出させたのかもしれない

もちろん『絶対に大丈夫』なんて確信は全く無かった

そこは多少【自虐的】な部分もあって

『ちょっとやってみる?』って自分を試していたところもあった

でも今回は結果的に 【子供のあたし】 【今のあたし】 を感じることができ

更に 【子供のあたし】 が癒されているのを感じたから良かっただけの話なのかもしれない












【心の傷(トラウマ)】 から自分を解放させてあげるのは

とっても難しいことだと思う

でも、できる時には

案外あっさりできるものなのかもしれない

少なくとも

頭で色々考えながら

身体に力を入れたままではできないものだと

経験上あたしは知った

自分の 【心の器の大きさ】 を把握できたり

なんとなく感じ取れた時

それは 【心の傷(トラウマ)】 から解放される第1歩なんだと思ってもらいたい













自分を愛し、他人を愛し

自分を許し、他人を許し

自分を認め、他人を認め

自分を敬い、他人を敬い

頑張れないときは頑張らず

泣きたいときには泣いて

辛いときには愚痴をこぼして

無理せず

時には自分を甘やかせてあげ

時には自分を誉めてあげる

そうすると少しずつあなたは行き易くなる筈











朝が来ない夜はない

出口のないトンネルはない

それと同じように

トラウマから解放され

あなたが自由になれる日も必ずきます




















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