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ルノーさんのヴァイオリン・リサイタルに紀尾井ホールへ行ってきました。
たった1日のリサイタルのために来日してくれたルノーさんにまずは感謝。
行ってよかった~。
ルノーさんの良さを堪能できました。
正統派でキメが揃っていて、洗練された音が空気中に吸い付くよう。
ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ5番「春」の第二楽章なんて、不意に涙ぐんでしまった。 ちょっとささくれてた心を撫でられたみたいで。
するすると沁みる音色・・ふくらみのある艶感・・弱いところに触れるような優しさ・・粋なセンス・・音のニュアンス・・フランスのエスプリ・・
不思議なくらい慰められ惹かれる音でした。
ラヴェルのツィガーヌをこんなにエレガントに弾いてくれると、ガシガシ弾く人が力任せに思えてしまうではないですか。剥き出しの感情が下品に思えるのと一緒かな。
エレガントと言ってもやさしいだけではなく、フォルテもピアノも自由自在。音の厚みと巧みな揺らぎ、重音の美しさに吸い込まれそう。
豊かな音は洗練されて軽やかで、この上なくセンスのよい上質な絹のよう。
アンコールにマスネの「タイスの瞑想曲」!!これにどれほど浸ったか、ルノーさんに伝えられたらいいのに。ナイーブで繊細。なんて深みのある演奏。秀逸です。
[CD] ルノー・カプソン(vn)/ザ・ベスト・オブ・ルノー・カピュソン(来日記念盤/HQCD)
↑ 6月8日に発売したばかりのベスト盤
胸に手を当てて感謝のポーズもマル。
つまづきそうになりながら登場する姿もマル。
拍手に嬉しそうな顔も優しそうでマル。
演奏後にサイン会してくれたのもマル。(CDにサインもらっちゃった~♪)
サインが「なんじゃこりゃ」の超省略形なのも、らしくてマル。
魂を音に託し、無心に奏でる音色の多彩なこと。
本人、どれほど自覚してるのか・・
これみよがしなところは一切なく、音を紡ぐことに没頭してる姿がとっても幸せそう。
テツラフさんとも諏訪内さんともまた違う魅力満載。
サイン会でヴァイオリンケースにサインしてもらってる学生さんがいました。いいな~。
是非是非また来日して欲しい。絶対聴きに行きます。
■フランスから来た弦の貴紳が奏でる
ときめきのヴァイオリン (ていうタイトルなんだよね・・)
ルノー ・ カプソン ヴァイオリン・リサイタル
2011年6月10日(金)19時開演(18時30分開場)
@紀尾井ホール
| 出演 | : | ルノー・カプソン (ヴァイオリン) ダヴィッド・カドゥシュ (ピアノ) |
| 曲目 | : | ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.12-2 フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 op.13 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 op.24「春」 ラヴェル:ツィガーヌ |
|---|
アンコール:
マスネ:タイスの瞑想曲
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第2番第3楽章
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