磁器のふたに「ねじ溝」


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060404-00000023-kyodo-soci

磁器のふたに「ねじ溝」 長崎、窯元が加工に成功

 長崎県波佐見町の窯元「清山(せいざん)」が磁器のねじ溝加工に成功、ふたも本体も磁器製の密閉容器「Ri・ピート」を開発した。名前の通り「繰り返し(リピート)」使え、環境にやさしい容器と期待されている。
 磁器は乾燥させて焼き上げると約13―14%収縮するため、ねじ溝を彫るのは困難とされてきた。約10年かけて特殊な鋳込み技術を開発し、研磨の精度を上げることで克服。この技術で特許出願中という。
 清山の瀬井辰芳社長によると、飲料用などに流通している陶磁器の容器では、ふたの素材は主にコルク。容器本体は廃棄されてしまうことが多い。そこで「ふたも本体も陶磁器製にすれば再利用できる」と考え、開発に取り組んだ。
(共同通信) - 4月4日6時27分更新

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