本を読んでいたら・・・

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2008年06月18日

(4)

カテゴリ：読書

ちょっと本を読んでいたら、
あっという間に一週間のご無沙汰です。

畠中恵さんの「つくもがみ貸します」と「こころげそう」
高橋克彦さんの「えびす聖子（みこ）」

「つくもがみ貸します」は題名が全部「日本の伝統色」になっています。
利休鼠（りきゅうねずみ）
裏葉柳（うらはやなぎ）
秘色（ひそく）
似せ紫（にせむらさき）
蘇芳（すおう）

日本の伝統色　和色大辞典からさが。してみました。

色の名前って、なかなか面白いですよ。

「こころげそう」は「江戸語」が題名になっています。

恋は仕勝（しがち）・・・恋愛は自分勝手にするものである。恋愛は周囲の者に遠慮せず、思い通りに進むものだ
乞目（こいめ）・・・出て欲しいと望んだ采の目
八卦置き・・・八卦見。易者。多く大道で商う
力味・・・意地っ張り、強がりのこと
こわる・・・強がる、強情を張る。
幼なじみ　　　これはわかりますよね

ちなみに「こころげそう」は「心化粧」で口には言わないが、内心恋こがれること。
　　　　　　　　　　　　（東京堂出版　江戸語辞典より）

江戸時代の言葉って、特別ないいまわしですがなんとなく心に響きそうですね。
和芸の好きな私は興味深深なんです。

もちろん短編ではなくひとつのお話になっているんですよ。

「えびす聖子」は古事記？出雲伝説にちかいでしょうか。
「おに」「しこめ」「すくなひこ」「おおくにぬしのみこと」

読みやすい本ですが、ふと思いました。
これって、ＲＰＧ（ロールプレイングゲーム）の原型じゃない？

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最終更新日 2008年06月18日 10時14分49秒
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■コメント

Re:本を読んでいたら・・・(06/18)

ciyoro さん

面白そうですねぇ～！
江戸語や和語って最近ではなかなか理解出来なくなっているんですよね。
日本本来の美しい言葉を知るのに良さそうな気がしますね。
特に「つくもがみ貸します」は子供の頃に妖怪辞典なる物を持っていた事を思い出させてくれました。
(2008年06月18日 19時45分19秒)

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Re:本を読んでいたら・・・(06/18)

ちょうしママさん

「つくもがみ・・・」は、こちらでは中学生にちょっとした人気本のようです。
図書館で借りて読もうかな？と、思っているのですが、リクエストもいっぱい。。
せこいことを考えずに買うべきか…と悩んで？います。
（買ってもよさそうな内容ですよね！）
(2008年06月18日 21時26分00秒)

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Re[1]:本を読んでいたら・・・(06/18)

☆ほっちぽっち☆ さん

ciyoroさん
日本の伝統を知るには良いきっかけの本でした。
今は落語の本を読んでいます。 (2008年06月19日 11時08分53秒)

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Re[1]:本を読んでいたら・・・(06/18)

☆ほっちぽっち☆ さん

ちょうしママさん
「しゃばけシリーズ」など畠中恵さんの本は小学生高学年にも人気です。
私はもっぱら借りて読んでいますが、たぶんどなたかの寄贈本です。好きな方が買って読んで、小学校の開放図書館に寄贈してくださっているようです。
どんどん本の予算が削減されていくなか、ありがたいですね。
小学校では「ブラック・ジャック」や「三丁目の夕日」など漫画的なものが人気で、選定の方も頭を悩ませているようです。 (2008年06月19日 11時14分44秒)

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