倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

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2021年09月24日
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カテゴリ: 政治
きな臭くなってきました。アメリカとやりあう中国にナショナリズムが蔓延りだしたようです。中国は偉い、中国は強い、中国は優れていると思い込む国民が増えているそうです。大東亜共栄圏を標榜したかつての日本帝国と似たような感じかも知れません。

 しかし、実態は違います。そんなに偉くないし、そんなに強くないし、そんなに優れているわけでもありません。むしろ社会の矛盾があちらこちらで噴出しています。戦前の日本もそうでした。で、戦争です。

 中国の場合は覇権主義ではありません。祖国回復のための戦いです。より正義を主張できます。香港を回収しました。民主化運動を抑え込みました。最後は台湾です。事実上の独立状態にあるため香港のようなわけにはいきません。なんとか内紛状態を作り出そうとしましたがうまくいきません。完全に独立するつもりはなく現状維持を望む声が強いのです。

 ナショナリズムの台頭と実態がずれてくるのは歴史の必然です。解決は常に戦争でした。この場合人民解放軍による台湾の軍事制圧です。アメリカ軍の司令官が警鐘を鳴らしています。でも島国なので簡単にはいかないでしょう。国際世論をしっかり味方につけないととんでもないことになります。国連軍が組織され圧力をかけられたら中国は統一どころかソ連のように分解されてしまいます。

 一つの中国というのは今や国際常識です。誰も大ぴらに反対しません。でもどうでしょう。それは何も中国共産党の支配を認めているということと同一ではないような気がします。私の想像では将来台湾の方が中国全土を制圧するというシナリオが密かに描かれていているのではないかということです。

 一度戦端が開かれればどちらかが滅びるまで戦いは続きます。その時共産党が国民から支持されるかどうかの保証などありません。今不動産バブルが崩壊するかもという危機感があり、株式相場が混乱しました。中国政府はなんとかするでしょうが、成り行き次第によっては威信が低下し戦争という非常手段に訴える可能性はあります。中国としては国内の問題だと主張するでしょう。もともと台湾は中国だったのです。日本に奪われました。国共内戦の結果奇妙な立場に置かれています。しかし、事実上の独立国家状態の場所を軍事侵攻すれば国際問題となります。

 台湾の国民政府、中華民国がどさくさに紛れて北京に入城なんてことになれば、それこそが産軍複合体の狙いかも知れませんが、大きく世界は変わります。

 意外に思われるかも知れませんが、中国人民解放軍はともかく中国政府は戦争を全く望んでいません。だから演習をなどを公開しているのです。本気で攻めるつもりなら外交交渉を相手に媚びるような形で進め油断させ奇襲、強襲するでしょう。パールハーバです。軍備を増強し進歩著しいですが人民解放軍にハイテクノロジーな戦争を完遂する力はないのです。むしろそれを望んでいるのはアメリカの方です。アフガニスタンから簡単に撤退しました。威信が低下しましたが一時的だと思います。老人のバイデンに汚名を被せてしまえば済む話で、新しいリーダーが登場すればそれでリセットされます。これが民主国家の強みなのです。共産主義では簡単にはいきません。歴史が証明しています。

 アフガニスタンのように簡単に瓦解するのは北京政府の方かも知れないのです。またそうなるようにアメリカは圧力を加えているように見えます。中国に無理をさせているからです。かつて日本もそれで追い込まれましたし。
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もう一つのアリとキリギリス
by 倖和(サチナゴム)





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最終更新日  2021年09月24日 10時28分13秒
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