Scotch ケンの放言どころ

Scotch ケンの放言どころ

2023年08月28日
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  プーチンがワグネルの党首エフゲニー・プリゴジンの死亡を認めた。
  周囲では猶も、プリゴジンの生存を信じる人たちも多い。なぜなら
  過去にも似たような事件があり、その4~5日後にプリゴージンの生存
  が確認されたことがあったと言う。

  それにしてもプーチンは白々しく、本人と家族の安寧を祈るなんて歯の
  浮いたような弔辞を述べていたが、まったく心そこにあらずの顔色をし
  ていた。あれだけ墜落の画像が撮影されていたのは意図した殺害企画以
  外の何ものでもない。 プリゴージンの乗ったプライベートジェットに
  爆弾を仕掛けたか、それともミサイルで撃ち落としたかのどちらかだろ
  うと欧米は見ている。ウクライナのゼレンスキー大統領は「誰が関与し
  たかは言うまでもない」と言っている。

  兎に角、プーチンは自分を批判する相手は何らかの方法ですべて抹殺し
  てきた。政治家でも実業家でも今回のウクライナ侵攻に反対した人物は
  事故やら自殺を装ってすべて抹殺してきた。プーチンがそうした自分の
  やり方に反対する人物と堂々と対峙・対決できないのは彼がうしろ暗い
  立場にいるからであろう。一説には何兆円という資産を持っていると言
  うし、花形女子スケーターであったカバエワに子供3人を産ませている。
  齢の差31才である、そしてソチに豪邸を買い与えているのだ。

  今回のプリゴジン暗殺も彼の背景にいる元KGB(現在のFSB=国家安全
  保安局)が取り仕切ったに違いない。来年の大統領選挙でひょっとして
  国民的人気があったプリゴジンが立候補しないとは限らない政敵にまで
  成長していたのだから・・・・恐らく事件を完結させた部下には破格の
  報奨金を与えたであろう。恐ろしい国である。

  民間軍事会社なんて存在を認めること自体が、普通の国ではあり得ない
  話であろう。それは国の隠れ蓑として利用する以外の意味はない。そう
  いう関係をプーチンはワグネルのプリゴジンと続けていたわけだ。
  普通の国は必要に応じて国の軍隊を派遣するが、ロシアはワグネルを隠れ
  蓑にして・・・言い換えればプーチン個人がワグネルを隠れ蓑にして使っ
  ていた。そうして得た利益金を自分の懐に還元させていたとも言える。
  アフリカの鉱山開発から得られる利益や紛争解決による国主との和解や
  カネのやりとりなど、ワグネルという民間軍事会社なら表だってロシア
  の名前は出てこない。
  つまり、プーチンとプリゴジンは<悪代官と越後屋>の関係だった。お互
  いに相手の秘密を握っていたとも言えるのである。私がうがった見方をし
  ているのかそうでないかは、読者の想像にお任せするが・・・どうもプン
  プンとニオイがする。





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最終更新日  2023年08月28日 09時10分04秒
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