電八郎さん
>大島渚は松竹に入社するまで、映画にはほとんど興味がなかったようですね。

へ~そうなんすか。人生ってわかんないっすよね。
大島渚の作品、もっと観てみたいっす。地元のツタヤにないしなあ…。NHK-BSあたりでやってくれればなあ。
トラバ返し、ありがとうございました(^^) (November 20, 2005 10:48:38 PM)

エデンの南

エデンの南

October 19, 2005
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カテゴリ: 映画・TV
横尾忠則主演ってだけで、こりゃ観とかないとですよね。珍しいじゃないっすか。
これは混むに違いない、と思い、立ち見だけは避けたい一心で、かなり早めに行ったですよ。そしたらあんまし混んでねーでやんの。ゆったりと観られました。

60年代、アングラ好きにはたまらん映画じゃないっすかね。
あの時代の新宿は、まさにあの通りだったんではないでしょうか。
実名で出演の渡辺文雄等の、バーでの議論。
あの頃、バーや茶店に、芸術家や詩人、文化人達が入り浸って、毎日?毎週?のようにあーだこーだと議論していたと聞いた事があります。あの時代に大人だったら、どんなにエネルギーに満ち、楽しかった事だろう、と思う事がよくあります。
そんな60年代の空気がちゃんと伝わってくる映画でした。

そして、横尾忠則もイイんだけど、それよりも何よりも、唐十郎のカッコ良い事 ! !
いやあ、もう、 タイプですっっ !


それと、横山リエがまた、すんごいイイです。

この映画、横尾忠則は自分を「岡ノ上鳥男」と名乗り、横山リエは「鈴木ウメ子」と呼ばれるのですが、あとは皆実名で出演してるんですよ。おもろいのは、紀伊国屋社長が、そのまんまの役で出てるんです。すんごい棒読み。(笑)
ちなみに、横尾忠則が、はじめに手に取り盗んだ本が ジュネの『泥棒日記』 。やはりそう来たか。

四谷シモンが出てるはずなんだけど、よくわからんかった・・・_| ̄|○
ココ で書いた「スタジオ・ボイス1998年9月号 特集★新宿ジャック1968」に、横尾忠則と唐十郎との対談が出てるんですが、それによると芝居で「お銀ちゃん」に扮する役 (多分) みたいなんですが・・・もしかして、ラスト近くに出てくるオカマちゃん?だとしたらスゴイのですが。あんな芸当が出来るのか、と。ちゃんと役者してるもん。違うかなー。ちょっと引用。↓ おしえてエラい人。



この企画で観た映画の感想は、 こちら にリンクさせていきます。
新文芸坐 の戦後60年企画、ATG 挑発のフィルモグラフィ、あとは金曜の最終日に行く予定っす。2週間に6回12本なんて、今までにも観た事なかったんじゃないかな。昨日は休めて良かったです~。
一昨日はあまりに疲れて『心中天網島』おもしろかったのに、途中ちょって寝てしまってくやすぃ~私に 慰めの1クリック をお願いしますっっ !
仕事帰りに二本立てって、結構キビシーのだよ。今結構忙しく、眼精疲労もハゲしく…

大島渚のすべて 大島渚1968 大島渚

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それにしても、どこが勝ってもやるのねん♪




一時期はすっかり見なくなってたんだが…不幸な時には占い見まくるぞよ。
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Last updated  October 19, 2005 06:59:38 PM
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今と昔  
まろ0301  さん
 今の大島渚しか知らない人は、番組の途中で急に起こるヘンなオジサン・・という印象しかないかもしれませんね。
 あと、唐十郎。あの頃の演劇って、身体で演じるっていうのが前面に出ていたんですよね。
 全身からオーラが立ちあがる・・といった感じで。今はどうなんだろう?やや淋しくなります。 (October 19, 2005 08:06:19 PM)

Re:今と昔(10/19)  
SEAL OF CAIN  さん
まろ0301さん
> 今の大島渚しか知らない人は、番組の途中で急に起こるヘンなオジサン・・という印象しかないかもしれませんね。

野坂昭如になぐられたりとかも、ありましたよね。(笑)

それと、みうらじゅんのバンドの名前と記憶してる人も結構いそうな・・・

> あと、唐十郎。あの頃の演劇って、身体で演じるっていうのが前面に出ていたんですよね。
> 全身からオーラが立ちあがる・・といった感じで。今はどうなんだろう?やや淋しくなります。

あの頃生で観てみたかったです。アリババ歌う唐十郎も、めちゃかっこいかったです。
時代のパワーかなあ。

1968年について、いろいろ書いてます~
http://plaza.rakuten.co.jp/sealofc/14006 (October 19, 2005 10:27:22 PM)

Re:大島渚『新宿泥棒日記』(10/19)  
ビーニャ  さん
この映画は名前だけ聞いた事がある。邦画は全然見ないので門外漢なんだけど、大分前のだよね。唐さんは先日TVで見て、私もタマゲタ!目ぢからがあるってこーいうのを言うんだと初めて知ったっす。全盛期の赤テント観てみたかったなあ!横尾さんは以前に仕事でお家に会いに入った事があるんだけど、そんなに印象は強くなかった。 (October 20, 2005 12:52:02 AM)

Re[1]:大島渚『新宿泥棒日記』(10/19)  
SEAL OF CAIN  さん
ビーニャさん
>邦画は全然見ないので門外漢なんだけど、大分前のだよね。

1969年です~。

>唐さんは先日TVで見て、私もタマゲタ!目ぢからがあるってこーいうのを言うんだと初めて知ったっす。

そうそう、目ぢから!!
スタジオボイスの対談で、横尾忠則がこんな事言ってます~

「僕は寺山修司とはわりと理性的に付き合えたわけ。唐さんとはね、理性が役に立たないんですよ。もう<感性>ですね。--後略--」

ちなみに、土方巽もそうだったって。

>横尾さんは以前に仕事でお家に会いに入った事があるんだけど、そんなに印象は強くなかった。

きゃーーー。ぬわんとうらやますぃ~~~~~ (October 20, 2005 10:43:57 PM)

Re:大島渚『新宿泥棒日記』(10/19)  
The men  さん
なつかしいです。『新宿泥棒日記』
SEAL OF CAINさんのブログを読んでるとかつてのATG好きの血が騒ぎます。
唐十郎監督作品『任侠外伝 玄海灘』はご覧になりましたか? (October 29, 2005 01:06:06 AM)

Re[1]:大島渚『新宿泥棒日記』(10/19)  
SEAL OF CAIN  さん
The menさん、ようこそです。

>なつかしいです。『新宿泥棒日記』
>SEAL OF CAINさんのブログを読んでるとかつてのATG好きの血が騒ぎます。

私は全くの初心者でして…終わりの頃のやつは観てましたけどね。それぞれいろんな試みをされていて、実におもしろかったです。
初日はいまいちでしたが。(^^;) 吉田喜重はちとツラかったが、あれはあれで、へえ~って感じだったし、他にないタイプで個性的でした。そーゆー意味ではおもしろかったな。

>唐十郎監督作品『任侠外伝 玄海灘』はご覧になりましたか?

観てないっす。唐十郎惚れたので、これから機会があれば、いろいろ観たいっす。 (October 29, 2005 01:53:17 PM)

Re:大島渚『新宿泥棒日記』(10/19)  
電八郎  さん
大島渚は松竹に入社するまで、映画にはほとんど興味がなかったようですね。
理論が先にある人のように思われがちですが、演出も凝っていて、耽美なところもあるすごい映画監督だと思います。
(November 20, 2005 07:31:58 PM)

Re[1]:大島渚『新宿泥棒日記』(10/19)  
SEAL OF CAIN  さん

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