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Phantom ～Requiem for the Phantom～

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January 9, 2008

BLEACH　第155話｢ルキア反撃!決死の鬼道を放て｣

テーマ：『BLEACH』(619)

カテゴリ：絶園のテンペスト

BLEACHの第155話を見ました。

第155話　ルキア反撃!決死の鬼道を放て

「自分を見逃す代わりに仲間を差し出せ」と言う海燕の言葉に激怒したルキアはこの海燕が偽者であると確信する。
自らの技の限りを尽くして海燕を攻撃するルキアだが、その攻撃はことごとくかわされる。
ルキアの戦い方は全て熟知しているという海燕。
それでも抵抗の意思を見せるルキアに対して、ついに斬魄刀を解放する海燕。
｢水天逆巻け、捩花｣
それは本物の海燕が使っていた斬魄刀『捻花』だった。
記憶の中にある海燕の高い位置で捩花を構え、片手首を軸にして回転させ、槍撃と共に巻き上げた波濤で敵を圧砕・両断する海燕の戦闘スタイルと全く同じ技を受けて混乱するルキア。
思えば符に落ちないことが一つあった。奴は海燕殿ではない。奴の言葉は全部嘘。だとすれば、奴は何故わざわざ私をこの宮の中に誘い入れてから仮面を取った？奴の言葉を信じる気もない、だが試す意味はある》
｢縛道の四・這縄!! ｣
｢何のつもりだ!?朽木。今更こんな時間稼ぎの小技｣
｢血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ　雷鳴の馬車　糸車の間隙　光もて此を六に別つ　蒼火の壁に双蓮を刻む　大火の淵を遠天にて待つ｣
海燕の動きを封じ、破道の六十三「双蓮蒼火墜」で皮を剥ぐルキア。
素顔のアーロニーロ・アルルエリは海燕の欠片も入って無さそうなキャラでした。
｢な、何だ、貴様は!? ｣
｢チッ、剥がれちまったか｣
｢じゃあ、しょうがないね、改めて自己紹介しておくよ。僕ラガ第9十刃｣
｢｢アーロニーロ・アルルエリだ!! ｣｣
｢何者だ!?貴様は｣
｢何度も言わせるなよ。オレが第9十刃アーロニーロ・アルルエリ｣
｢顔のことなら黙ってなよ、僕らこの顔の感想なら｣
｢とうの昔に聞き飽きた｣

｢私は日の光で貴様の変化能力を、貴様の正体を暴けると読んだ。私にとって最も重要なことはそれだ!!貴様が海燕殿ではないということを証明することだ!!その一点さえ明らかならば私は何の容赦もなく貴様を斬れる!! ｣
｢聞き違いか？容赦がなければ俺に勝てると言ったように聞こえた｣
｢そう言ったつもりだ｣
｢舐めるなよ｣
｢俺の力を。日の光の下じゃ使えない、確かにそうだ。だが、影さえあれば使える。何度でもな。まったく、監視の為か何か知らないが迷惑な話だ。折角、闇しかない虚圏に現世の太陽を真似た物を作るなんて俺みたいに闇がないと能力が使えない奴もいるってのにな。俺の能力を変化能力と言ったな？｣
｢違うとでも言うのか？｣
｢違うぜ。お前は知ってるはずだ｣
｢どういう意味だ？｣
｢俺は十刃の中で唯一のギリアンだ｣
｢それが何だ？｣
｢本来なら十刃に入れるような力などない。だが、俺は事実、十刃に入り、第9の数字を与えられている、何故だか分かるか？それは俺が全ての破面の中で唯一無限に進化する破面だからだ!!この能力は本来、志波海燕と戦ったメタスタシアの霊体融合能力。死して虚圏へと帰ってきたメタスタシアの霊体を食って俺が手に入れた!!俺の能力は喰虚。死した虚を食らって、その能力と霊圧を我がものとする力。こいつは志波海燕の身体で帰ってきた奴をその身体ごと喰って手に入れた力だ｣
｢そ、それでは… ｣
｢そうだ、お前の感じた懐かしさは勘違いではない。この身体は志波海燕のもの!!身体には全ての経験が、脳には全ての記憶が全てそのまま残っている!!俺はただその記憶と経験を読み取って動いていただけのことだ!!終わりだ、見せておいてやろう。十刃の刀剣開放というヤツを。喰い尽くせ　喰虚!! ｣
アーロニーロ