せび邸

せび邸

2005.06.06
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カテゴリ: 映画
私たまにディズニーランドのことをネズミーランドと書いたりしますが、それは愛情の裏返しであり、実はディズニー映画、好きだったりします。


こんなことを書き始めたのは、実はこのところ偶然続けてネズミー映画に当たったからなのです。
「80DAYS」、「フォーチュン・クッキー」、「パイレーツ・オブ・カリビアン」、「ホーンテッド・マンション」です。前から見たかったものをまとめて借りてみたら、
あら不思議全部ネズミー映画ぢゃないですか? 
て、感じだったのです。
そのあたりの成り行きに運命を感じ、隠れネズミー・ファンであることをカミングアウトしてみました(^◇^)ケケケ

ネズミー映画の魅力を列記すると、
1. 画面の色彩に統一感がある。それはディズニー・カラーというか、私の中では「ネズミー色」と呼んでいる独特の配色です。それは人間を落ち着かせるクラシックな配色なんじゃないかと私は思ってます。

3. どの作品も同じ構造を持つストーリーでありながら、見事に変化がつけてあります。「画面に映っているもの」は、いわゆる子供向けの厳しい規制のもとに選択されていますが、「暗示されるもの」に関しては見事なくらい規制がなく、独特の皮肉や毒に満ちています。その皮肉や毒は、洗練された形式を調えていますが、かなりブラックだったり、危険な思想を予感させることもあります。
こんな感じでしょうか?

一番嬉しいのは2の情報量が多いってことでして、退屈しないで見れるのはこれによるところが多いです。
また私が、ネット上でよく見かけるディズニー映画の感想に一番違和感を覚えるのは、3に関することです。「ディズニー映画はしょせん子供向け映画だから」みたいな論調を見かけると「ちがうんじゃないかなぁ」と思ってしまいます。私にとってのディズニー映画は、子供にも大人にも楽しめる映画であり、大人にも楽しめるという部分には、かなりな毒が含まれてる映画だからです。

てゆうか、前置きめちゃ長くなったんですが、80DAYSの感想を。。
監督は私の大好きな映画「ウェディング・シンガー」を撮った職人気質な監督です。

ジャッキー・チェンの立場がすごく微妙でした。日本人の私にとって彼は大スターなんですが、80DAYS見ている限り、そういう扱いではなかったな、と。。
そのあたりがハリウッドで活躍する東洋人の宿命なんでしょうか。。
それを思うと、「キルビル」での千葉真一の扱いはほんとに破格だったんでしょうね。。

ええ。。感想は以上です。。(汗)
悪人組織の放った伝書鳩が雲を越えて飛んでいくシーンがあったんですが、雲に映る鳩の影が悪魔の形だったりしたのも印象に残ってます。平和の象徴である鳩が悪の手先であることのアイロニーを表現していたのでしょうね。にやりとさせられました。






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Last updated  2005.08.24 14:11:27
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Comments

セビセビ @ Re[1]:元気です(06/17) blue rose2792さん あそことはまた別のあ…
blue rose2792 @ Re:元気です(06/17) それはなによりでした。 ほっといたしま…
セビセビ @ Re:やっぱり!?(01/22) せしるんさん おぉ。。 だいたひかる…
せしるん @ やっぱり!? 私も鳥居みゆきを見たとき、戸川純を思い…
セビセビ @ Re[1]:とあるプチ・オタの見たいもの探し(01/18) sally-1020さん ご無沙汰っす^^ 絶望…
sally-1020 @ Re:とあるプチ・オタの見たいもの探し(01/18) ご無沙汰しております。 先日は有難うご…

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