せび邸

せび邸

2005.07.06
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カテゴリ: バトン、お遊び系
せしるんさん

こういうのが回ってくると、何を選ぼうかと考えられるのがとっても楽しいです。すっかり忘れ去っていたコミックのことなんかも思い出してみたり、読み返してみたり。
んなわけでさっそく。。


★コミックの所持数は? 
んー。。わ、わかりません。。
感覚的に蔵書の5分の1から4分の1くらいはコミックです。
量的には500~1000じゃないでしょうか。。もっとあるかもですが。。(アバウトすぎ?w)
4.5畳の部屋が本でいっぱいになってますから、ちと数える気にはなりませんでした。。


★今読んでるコミックは?

注目しているのは「デス・ノート」、「ベルセルク」、「二十面相の娘」です。


★最後に買ったコミックは?
なんやろ? 「のだめカンタービレ」かな?


★よく読む、思い入れのあるコミック(5冊かな?)
「地図と記号」奥平イラ
「ラッキー嬢ちゃんの新しい仕事」高野文子
「銀の三角」萩尾望都
「菫画報」(すみれがほう)小原愼治
「紅い花」つげ義春
次点:「ドルコンスキイ公爵夫人」森川久美
各々感想書きたかったんで、日記の最後に書いておきました。思い入れがあるだけに、いろいろ言ってみたくなるのは仕方がないことです(なぜか言い訳。。w)。よかったら読んでちょ。



すでにお気づきかとは思いますが、うちはとっても訪問者の少ないブログです。。
はっきり言って何かのバトンが回ってくるたびに同じ方に回すしかなくなるくらいのいきおい、あります(笑)。
それで、ま、なるべくミュージックバトンと重ならないように、ということで次の方々にお願いしようと思ってます。
とはいえもちろん、バトンをそこでとめるのもOK、バトンそのものを受け取らないのもOKです。

さりぃさん
myat0さん
王道名なしさん
らべんださん

あと、今はブログは持っておられませんが、どさくさにまぎれて勢いでバトン渡しちゃいましょうか(笑)

よかったらこの日記へのレスみたいな感じで書いてちょ。
ヒロンやえにょたんがどんなのを5本あげてくるかも見てみたいんだけどなぁ。。気が向いたらぜひよろ~。てゆーか気を向けてくれることを祈っていマスw 


**********************

「地図と記号」奥平イラ
とっても80年代的なポップな絵柄のコミックです。たぶん今は売ってないと思います。これは短編集なんですが、不思議な感覚で突っ走る感じで楽しめました。この作者とひさうちみちおの作品は、とても好きな感覚です。

「ラッキー嬢ちゃんの新しい仕事」高野文子
寡作で有名なこの作者の作品はどれもレベルが高いっす。コマとコマのつながり方がかっこいいです。というか、芸術的です。絵柄もポップでかわゆいですし。あえてこの作品を選んだのは、これしか本棚になかったからタイトルを思い出せなかったからです。。(汗)
「絶対安全剃刀」とか「おともだち」とかもありましたっけか?たぶんダンボールの中に入ってるな。。


「銀の三角」萩尾望都
SFマガジンに連載されたものだそうで、これまた他の作家には出せない独特の雰囲気が漂ってました。世界秩序にとって不安定要素となりうる人物を特定し暗殺する中央政府の調査官兼暗殺者が辺境の星で消息を絶ち、彼のクローンがその辺境の星へ調査に向かう、てな話でした。80年前後に描かれてますが、いまハリウッドで映画化されてもおかしくない内容でした。


「菫画報」小原愼治
これは最近の作者なんですが、ガロ・テイスト(?)がとっても強いです。といっても、私はそれほどガロを読んでたわけじゃないんですが。。(汗)
レトロでシュールな学園コメディです。主人公の名前がスミレだったんだと思います。

「紅い花」つげ義春
日本のコミックの出発点には手塚治虫がいる、と、よく言われますが、この作者もある意味同じ位置づけでいい人だと私は思ってます。商業性がいっさい排除された世界が展開されます。コミックにもこういう世界があるんだぁ、と、思わされた点では、私のコミック観を変えた1冊だと思います。

「ドルコンスキイ公爵夫人」森川久美
政略結婚させられた無垢な心の持ち主がドルコンスキイ公爵夫人。ロシアに流れてきた画家だか作家だかのフランス青年と彼女が恋に落ちる。芸術家としてスランプ中の青年は夫人の無垢な魂にうたれるが、最後は裏切ってしまう(駆け落ちの待ち合わせ場所に行かなかった)。青年はフランスに戻って数年後、その夫人が病死したことを知り、激しく涙する。
こんなありふれたメロドラマのどこがよかったのかは、実際読んでみてください。。汗
「青色廃園」という短編集に入っています。ちょーせつないです。てゆーか、上質のナルシズムというか。。笑 「全部お前が悪いんやんけ?」的な話なのにそういうつっこみを許さない雰囲気がある点が作者の力量だなぁ、と、思いました。


「情熱のペンギンごはん」(糸井重里&テリー湯村)、「私の彼は意味がない」(蛭子ヨシカズ)、「かっこいいスキヤキ」(泉昌之)なんかも強い印象が残ってて、これらもまた次点ってことにしておきます。なんか学生時代に読んだのが多く入ってきちゃってます。やっぱあの頃は今思うと時間に余裕あったから、読み込むことができたせいかもしれません。大島弓子もいれたかったけど、バトンを渡して下さった せしるんさん の5冊に入っていたから、よしとしました(理屈としては意味不明。気持ちで分かってちょ。。笑)。

あと、商業性の強いコミックを入れると範囲が広くて選択の基準をどう立てていいのか分からなかったので、対象から外してみました。そういうのだけを対象にすると、
「デビルマン」(永井豪)
「うる星やつら」(高橋留美子)
「北斗の拳」(原哲夫)
「バジル氏の優雅な生活」(坂田靖子)
「JOJOの奇妙な冒険」(荒木飛呂彦)
てなカンジかもです。







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Last updated  2006.03.17 12:00:28 コメント(14) | コメントを書く
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Comments

セビセビ @ Re[1]:元気です(06/17) blue rose2792さん あそことはまた別のあ…
blue rose2792 @ Re:元気です(06/17) それはなによりでした。 ほっといたしま…
セビセビ @ Re:やっぱり!?(01/22) せしるんさん おぉ。。 だいたひかる…
せしるん @ やっぱり!? 私も鳥居みゆきを見たとき、戸川純を思い…
セビセビ @ Re[1]:とあるプチ・オタの見たいもの探し(01/18) sally-1020さん ご無沙汰っす^^ 絶望…
sally-1020 @ Re:とあるプチ・オタの見たいもの探し(01/18) ご無沙汰しております。 先日は有難うご…

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