異論・極論・直言――マスコミが言わない解説、提言

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2026.06.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
(金銭トラブルは相手が悪いのではなく、起こす自分が悪い)


 多いのは妻に給料を丸ごと渡して管理を頼んでいて、当然、貯金もし
ていてくれていると思ったら、金を使い込まれ、マンションを買う頭金
を出そうとしたら、貯金がほとんどなかったという話などである。

 給料を丸ごと妻に渡していたら、妻が高級な服やバッグを買っていて、
貯金などにほとんど回っていなかったというような話もある。

 ひどい話になると、給料が入る口座のカードを妻に渡していて、毎月
の振込額だけでなく、自分が独身時代に貯めた金で、口座に残っていた
分も使いこまれたというような話も出ている。


していて、両親がそれを当然と考えて、贅沢をしていて、そろそろ送金
を止めようとしたら、親がクレームを入れた来たというような話もある。

 親が年をとってもう働けないとか、病気だとかで金銭に困っている
ならともかく、体に支障もなく、働こうと思えば働けるのに、子供が毎月
送金してくるので、その金で贅沢に暮らしているというような話を聞くと、
成人した子供が親をダメにしていると感じてしまう。

 そもそも、今、50歳代から80歳代の親であれば、普通に学校を卒業
して、一定以上の規模の会社で定年まで勤めていれば、毎月の生活に必要
な年金は手にしているか、まもなく手にする予定だし、いざ施設に入る
ためなどという時の老後の夫婦2人のための金は貯金出来ていて当然だ。

 子供が親の老後の面倒や介護を見ないといけないというのは、親がしっ

自分に迷惑をかけないように、いざという時の準備をするように促すのも
子供の義務、仕事だと思う。

 子供の時はともかく、成人した後は、金については、親子でも兄弟でも、
夫婦の間でも、また、友達の間でも他人で、割り切って考える習慣をつけ
ないと金銭トラブルはつきない。


ブルに遭遇する人は、自分の不運を嘆くのでなく、自分の金銭管理がダメ
だったという事を反省すべきである。

(金銭管理は項目毎に分ける銀行口座を作る事から始まる)
 結婚して妻が専業主婦で、生活にかかる費用を全部、夫が負担している
ケースで、夫が金の管理が面倒なので、全部、妻に任せているというよう
な話を聞くと、こういう人は一生、金に縁がない人だと感じる。

 金銭管理は面倒でもなんでもない。

 サラリーマンで、会社から毎月給料が振り込まれる人なら、振り込まれた
金の内、家賃や光熱費など毎月決まって出ていくものの引き落としをする
口座に、一定額を入れる。どんぶり勘定で、給料が入る口座から光熱費など
を引き落とすようにしている人もいると思うが、金については、口座を別に
して管理しない人は、貯えなど出来ない。

 そして、食費や日用品などの生活費、普通の夫婦2人の家庭なら、月に
7,8万円くらいに加えて、妻が専業主婦ならば、妻の小遣いを加えた金額
10万円位を、それ専用の口座に振り込めば良いだけで、後の残りの金は
自分の考えで、使い分けるのだ。

 この残りの金は、手取りの1、2割は貯金として、貯金用の口座に振り
込む。更に、自分の毎月の小遣いや昼食代、同僚との付き合いの金として、
引き出し、財布に別々に銀行のATMのところに置いてある小封筒を手に入
れて、これを利用して、必要に応じて支出するようにすれば良い。

 貯金はボーナスも半分は使い、残りは貯金をする。ボーナスはまとまっ
た金が入るので、ボーナスだけで、年間70万から100万円くらいが
貯金できる。

 妻が管理する生活費などの口座、光熱費などが出ていく口座、貯金口座
などは、手続きをしておけば、給料が入った時点で、銀行が自動的にそれ
ぞれの口座に金を振り分けてくれるので、自分がしないといけないのは、
毎月自分が使う小遣いなどの金を引き出し、銀行の封筒に小分けして、財
布に入れる事位である。

 項目ごとに銀行口座を分ける事の最大のメリットは、管理が簡単で、
チェックするにも、とても見やすいことだ。

 金は銀行口座毎に管理し、2、3か月に1回くらいはチェックする。口座
毎に分かれていると、チェックも簡単だ。そして、その通帳は銀行の貸
金庫にハンコなどとともに、保管しておくのだ。

 銀行の貸金庫は年間で1万5千円位で借りられる。家の引き出しなどに
通帳やハンコ、不動産などの書類を入れておくのは、不正に使ってくだ
さいと宣言しているようなものだ。

(専業主婦は最大のリスク)
 今の時代、妻に専業主婦をさせるというのは、本当にリスキーである。
夫一人が稼ぎ手というのは、自分ひとりしか運転免許を持っていないで、
妻や子供を車に乗せて、何十年間も車で旅をするに等しい。

 自分が疲れた時に運転を代わってくれる人もいないし、自分が病気に
なる事もあるし、車が故障する事もある。少し考える人なら、夫も妻も
専業主婦など望みなどしないはずだ。

 東芝は事実上倒産し、今は分社した様態で残っている。先日、家電
量販店のノジマが日立製作所の白物家電部門を買収するというニュース
が流れた。健全経営の日立でも、不採算部門は切り離すのだ。ソニーも
テレビ部門を中国の電機メーカーの事実上売却して、相手主導の合弁
会社を作った。

 大手銀行だった長銀、日債銀、拓銀もあっけなく潰れた。そごうも
倒産したし、西武流通グループの現状は見るも無残だし、日本最大の
流通企業だったダイエーは跡形もない。

 一流企業でもリストラはいくらでも起きる。筆者は大手企業の倒産や
危機的な状況を何回も取材をしてきた。そんな時に、社員が異口同音に
言うのは、「まさか、うちの会社が潰れるなんて」だ。

 今、NHKの在り方が問われていて、そう遠くない時点で、NHKの大
解体が行われると、筆者は見ている。そうなると、グループ全体で10
万人以上はいると言われる従業員は大変な事になる。

 離婚も3組に1組の確率である。これだけのリスクがある世の中で、
専業主婦をと考える人の神経がわからない。

 一度、専業主婦をした女性が、離婚や夫の失職などで社会復帰をしよ
うとすると、余程の資格をもっているようなケースは別として、一定
以上の規模の会社に再就職など、ほとんど不可能で、その後は社会の
最底辺を生きていく事になる。

 日本企業社会では、学校を卒業した時点で、どの会社に就職し、そこ
で、何年、勤めて来たかが、一生付きまとう。途中で退職し、専業主婦
を何年もしてきた人が、かつての一流企業勤務に戻る事など、余程の事
がない限り、不可能である。

(ファミリーカードはカード会社の甘い誘惑)
 夫婦共働きなら、家賃や光熱費は夫が負担し、食費や日用品費など毎
月の生活費は妻が自分の給料から出すなど、項目ごとに分担をすれば
良い。

 生活に必要な金を共同の銀行口座に、夫婦で入れ合って、金をプール
して、そこから必要な金を出すという事をしている人もいるが、これは
お勧めしない。

 互いに入れるはずの金をどちらかが入れなかったとか、プールの口座
から、生活に必要なものではない支出に使ったなどのトラブルが結構
発生するからだ。

 金については、本当に親子でも、兄弟でも、夫婦でも、他人だという
事を徹底して、頭に入れて置かないと、金銭トラブルはいつ発生するか
わからない。とにかく、トラブルが起きないように、システムをしっかり
させるのだ。

 妻にファミリーカードを渡していたら、服やバッグに使い込まれたと
いうような話もよくある。これも、カード管理として間違いである。

 カードは後払いができるので、高い物をカードで買う事ができるし、
キャッシングで何十万円と引き出す事も出来る。そんなトラブルを引き
起こすリスクを抱えているのが、ファミリーカードである。

 妻が働いていれば、妻自身のカードで必要に応じて使えば良いだけで、
ファミリーカードなどというものは使う必要はない。

 そもそも、カード会社は、妻などが本当は必要でもない物のために使う
事を想定して、ファミリーカードというシステムを考えたのである。彼ら
は、多く使ってくれれば、自分たちが儲かるからだ。

(貯金は循環株で運用する)
 貯金をする口座は一定金額以上、例えば、50万円以上貯まれば、それ
は株などで運用する口座に移行する。株で運用など面倒という人も一生、
金に縁のない人である。

 株などの投資は、金が金を生んでくれて、自動的に増えていくもので、
これを活用しない手はない。株式投資は、日本では2、3割の人しかして
いないが、アメリカでは7、8割の人がしている。

 アメリカでは自分の年金積立金の金を自分の選択で、株式運用をする
事が出来るというシステムがあり、日本で言うところの投信会社などが
いくつものメニューを公表していて、そのメニューなら、自分に合いそう
なコースを選べば、年金が増えていくというシステムになっている。

 個人の預金を株で運用するのは面倒、大変と思ってはいけない。株には
循環株というのがある。これは一定の上限と下限の間を行ったり来たり
する株である。

 自動車業界、電機業界、機械業界、航空会社、ホテル、鉄鋼、金属など
の分野で30社くらい存在する。

 今は台湾の会社の傘下に入ってしまい、少し事情が変わったが、かつて、
シャープは1000円と1500円の間を行ったり来たりしていた。だから、
1000円近くなったら買って、1500円近くになったら売る。この作業
を年に1回づつ、年合計2回の取引をすれば、税金や手数料を引いて、年間
で2、3割の利益が出た。これが循環株である。

 筆者が株の事に詳しいということで、時々、株式投資について話を聞き
たいという人が訪ねて来る事がある。筆者が循環株の話をすると、多くの人
が「年間2割ではなく、半年で2倍になるような話はないのですか」という。

 筆者はこうした人には、「あなたは株式投資をするのは止めた方が良い」
という。短期に大きく儲ける話のほとんどはインチキだ。そんな話が万一
あっても、業界関係者が自分たちが儲ける事に使い、一般の人には回って
来ない。大した知識もない人ができるなら、誰も苦労などしない。

(定年時には金融資産は5億円に)
 ここしばらくの低金利時代に年間2割の利益は大きい。頭金で100万円
を投資し、毎年、ボーナスで年間70万円を追加して、循環株で運用する
と、7年で1000万円。12年で3000万円が貯まる。

 3000万円が貯まると、年間2割の運用益が600万円で、これだけ
あれば、子供の中学、高校、大学の費用は、株の運用益で出せ、元本はその
まま残る。いや、学校の費用は。子供が2人いても、年間600万円もかか
らないので、子供が大学を卒業する頃には、株の運用金は4、5000万円
位にはなっている。

 共働きなら、夫だけでなく、妻も株式投資をすれば、50歳半ばで、夫
だけでなく、妻も3000万円の金が貯まる。つまり、50歳代半ばで
夫婦合計で7000万円の金が貯まる事になる。

 子供が大学を卒業した後は大きな出費がなくなるので、株の運用益で、
夫は年間800万円、妻も600万円が手に入る。これには、税金も
社会保険料もかからないので、それぞれが、会社員の年収にすれば、
1200万から1500万円くらいの収入が夫婦それぞれに、毎年ある
事になる。

 もっと、増やしたいという欲求があれば、夫婦合計の7000万円の
資金を循環株で11年運用すれば、元利合計は5億円になる。つまり、
夫婦とも定年を迎える頃には、株の運用で、合計の金融資産が5億円
になるのだ。

 5億円の金融資産を持っている日本人家庭は全体の0.2%である。
コツコツした貯金と株の運用で、定年を迎える頃には、上位0.2%の
富裕層の仲間入りができるのだ。

 5億円があると、年間の運用益だけで、毎年1億円である。リスキー
なこともせずに、コツコツと地味とな努力で、夫婦2人の頑張りで、
子や孫に多くの金を残せる事になる。

 特別な知識や情報を手にする事はなくても、誰でも、こうした事が
実行可能なのである。

(億円単位の金が貯まると、少しリスクのある運用も可能に)
 億単位の金融資産が貯まると、今度はガチガチに安全確実な循環株
投資だけでなく、少しリスクのある投資も出来るようになる。

 筆者の知っている例で、東北大震災で東電の原発が事故を起こした
時、東電の株価は、それまでの3000円程が200円まで急落した。
この時、筆者の知人は1億円を使って東電の株を買った。

 株価は半年で2倍になった。つまり、彼は半年で1億円を儲けたのだ。

 別の例で、内視鏡で世界で圧倒的なシェアを持つオリンパスの経営陣
が会社の金を不正に私的に運用したとして、アメリカの当局から摘発され、
株価は3000円が200円に急落した。この株価も数年で元に戻った。

 つまり、急落したオリンパスの株を買った人は数年で10倍の儲けが
出来たのである。

 同じような例で、サラ金業界のトップ企業だった武富士という会社で
うるさい取材記者にうんざりした武富士のトップが、この記者たちを
付け狙うなどの行為をしていた事がわかって問題になり、この武富士
だけでなく、サラ金業界の株価は軒並み暴落した。

 この暴落した時に、武富士などの株を買えば、数年で何倍かの利益を
得る事が出来た。

 これらの例で共通するのは、会社の業績に関係なく、不祥事で株価
が暴落したという事である。こうした例は短期に株価は大きく戻るの
である。金があれば、こうした投資もできる。

 株価が暴落した時に、普通の投資家は損切りをして、持っている株を
売る。しかし、金持は暴落はチャンスだと考え、暴落した所で、株を
買うのだ。

 バブルが破裂して株価が大きく暴落した。この事を野村證券の麹町
支店の課長と後に話をした事があるが、彼曰く、番町、麹町に住む富裕
層の人たちは暴落した時に、合計で数百億円の買い注文をしてきてと
いう。金持ちは暴落は買いのチャンスだと知っているのだ。

(子供が巣立ったら、郊外に夫婦のための中古マンションを購入)
 家の話についてだが、筆者自身は戸建のマイホームを2回買ったし、
妻もマンションを買ったりしているので、不動産の事も多くを調べ、
経験もしたが、その体験からすれば、30歳代、40歳代に銀行ローン
を組んでのマイホーム購入は勧めない。

 千万円以上の銀行ローンを抱えるとわかるが、精神的に結構プレッ
シャーだし、今は超低金利の時代だが、金利が普通に戻れば、ローン
は金利の支払いがいかに大きいかがわかる。

 戸建でもマンションでも、不動産を所有すると税金がかかるし、不動
産は修繕にかなりの金がかかる。筆者が若い頃は、マイホームを持つの
が男の甲斐性などと言われたが、これも銀行や不動産会社の広告に引っ
かかったようなもので、所有と賃貸では総額でかかる費用は変わらない。

 所有不動産の大きなディメリットは、小回りが利かない事である。家庭
は夫婦2人からスタートして、子供が出来、そして、その子供が成人して
また、夫婦2人に戻る。この人数の増減で、不動産を変更できるかと
言えば、所有ではほぼ無理である。

 だから、日本人は古来、農家などを除くと、ずっと賃貸で、その時々
の家族構成で、借りる家を変えて来たのだ。

 この年になって、自分が20歳代、30歳代をやり直すとしたら、
共働きで仕事をし、会社の通勤に便利な場所に賃貸で住み、子供が巣立
った後、夫婦2人用の気に入った中古のマンションを郊外の市部に購入
する。

 東京郊外の市部の中古マンションなら、夫婦2人で住みやすいものが
2000万円から3000万円で買うことができる。

 仕事をするには東京の区部が通勤に便利だが、老後を生活するには、
区部は必要なく、市部で充分である。そして、何よりも市部は空気が
きれいで、緑が多い。市部でも、買い物などに便利な場所はいくらい
でもある。

(活用したい公的住宅)
 筆者は今、東京の郊外の市部に住んでいるが、マイホームを処分して
URやJKK(東京都住宅供給公社)の賃貸物件を借りている夫婦をよく
見かける。

 民間の賃貸物件は、老人が入居したいというと、断るケースも少な
くない。孤独死を恐れるからだ。しかし、URやJKKなど公的な住宅
は一定の所得があれば、入居ができるし、延長も問題ない。何よりも、
JKKは審査があるので、外国人がほとんどいないし、家賃が民間の
半分近いというのが大きなメリットだ。

 この人たちに話を聞くと、税金や修繕を考えないで良いのは楽だし、
賃貸のマンションタイプの部屋は外出も気楽に出来ると話をしている。
賃貸住宅に住んでいる人たちが決して貧しいわけではないのだ。

 マイホームを含め、貯金、株式運用など、人生設計をどうするかは
しっかり考え、とにかく、楽でトラブルが極力起きないようにする事が
大切である。

 特別の才能や情報がなくても、夫婦揃って努力をすれば、普通の夫婦
で、日本で上位0.2%の富裕層の仲間入りができるのである。





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Last updated  2026.06.03 06:57:33
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