2003年09月11日
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昔、六畳一間のアパートに住んでいた。


裏のお風呂場の窓ガラスを破られて、泥棒は、入った。

部屋の中は、あまりあらされては、いなかった。
ベッドの棚が、開けっ放しになっていて、
テレビの下の棚が、あいていた。

一瞬、『朝、探し物してあけたまま、出かけたのか』
そう思うほど。

何かがおかしい。



お風呂場のガラスが破られていた。

そのとき、初めて、泥棒に入られたことに気がついた。

急いで、荒らされた場所を見た。

運がいいことにその日、銀行に用事があり、
通帳も、印鑑も持って、出かけた。

警察に電話しても、震えて、声が出ないし、
泣くだけだった。

幸い、被害は、貯金箱の小銭くらいだった。

おまわりさんが、駆けつけて、警察の鑑識の人もやってきた。

被害の写真や、指紋を取ったり、まるでテレビのようだった。

狭い、我家は、座る場所もなく…


そのほかにも、たくさんいた。

ベッドの上に刑事さんと、正座したまま、向かい合っての
事情徴収。
今、思えば、笑えるけど。

被害がほとんどないのが、不幸中の幸い。


一枚、6000円ぐらいだった。

ほっとしたのも、つかの間。
その翌日に、もう一度やられた。

その後、すぐに引っ越したが、
被害は、窓ガラス2枚と、貯金箱の小銭。
痛かったのは、12000円のガラス代だった。

あれから、何年たつだろう
未だに、犯人は、つかまっていない。

テレビドラマのようには、いかないものだ。
あんなに、指紋も採取したはずなのに、
ベッドの材質で、指紋は、一つも取れなかった。

指紋によって、簡単に犯人がつかまると思っていたが、
どうも違うらしい。

スニーカーの跡もばっちりと残っていたが、
なんの役にもたたなかったみたい。






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最終更新日  2003年09月12日 23時53分58秒


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