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日本の盲ろう者でよく知られている人といえば、福島智さん。現在、東京大学先端科学技術研究センターの教授をされています。場所は、駒場にある東京大学のすぐ近くですね。http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/maps/index.htmlその中に、福島研究室/バリアフリープロジェクトがあります。【送料無料】生きるって人とつながることだ! [ 福島智 ]【送料無料】ゆびさきの宇宙 [ 生井久美子 ]福島さんは、2010年秋から約1年間、ニューヨーク郊外にある盲ろう者向けリハビリセンター「ヘレン・ケラーナショナルセンター」を中心に、アメリカで研究をされて、帰国しました。アメリカ滞在中の2011年秋、福島さんは、ある人と、国連本部近くにあるイタリアンレストランで会食をともにしました。それは、当時、世界盲ろう者連盟会長だった レックス・グランディアさん(デンマーク)。奥様のアンさんも同行されていました。世界盲ろう者連盟が発足した2001年当初から、連盟をリードしてきたレックスさんと福島さんの会話は多岐に及びました。・世界各地域の盲ろう者福祉の現状と課題・世界連盟の今後・アジア域が抱える複雑さと多様性、障害者福祉全般の発展途上の現状など。そうして、話し合っているときに、突然、レックスが福島さんに言いました「私は今、会長3期目(1期が4年)で、次期(2003年)には会長を退くつもりです。体調もあまりおもわしくないですしね。そこで、サトシ、次期の世界連盟会長をやってもらえませんか?」福島さんは驚いてしまって、途中だった大盛トマトソースのスパゲッティーパスタ が詰まりそうになり、慌てて水を飲んだそうです。「大学教員の本務の他に、国内だけで盲ろう者関連の3つの組織に関わっていること、障害者全般の問題でも政府審議会に関わっているなど、無理です」と断りました。やりとりは長く続き、最終的に「打診は光栄ですが、そして遠い将来についてはわかりませんが、当分私はとても無理です。今日のところはレックスのお話を伺ったということにさせてください。やはり、巨大なチーズケーキチーズケーキ を食べられる人(レックスは食後に大きなチーズケーキをペロリと食べていた)が、もう1,2期、会長をなさるのが良いと思います」と福島さんが言うとレックスはこう答えました「わかりました。でも、大皿のトマトスパゲッティーパスタを食べる人も、会長にふさわしいと思いますよ」と。二人とも、なんて、ウィットに富んでいるんだろう!!と、会話のやり取りを読んで思いましたまた、そうした状況を自然に伝えている通訳者の存在もスゴイなと思いました。(通訳者としては、当たり前だとしても)見えない、聞こえない二人が、ジョークを交えながら、深い話ができる。直接会話をしているかのように。さて2012年4月(去年のことですね)レックス会長は、ガンのため、急逝しましたまだ、61歳。いろいろなご負担が過重にかかっていたのかもしれません。だから、国内で、世界で、盲ろう者の若い世代のリーダー養成が急務だと福島さんは痛感されているそうです。私も超微力ながら、盲ろう者と関わっていきたいと思います。この内容は、社会福祉法人 全国盲ろう者協会の、「協会だより No23 (2012年7月22日)」の福島智さんのあいさつ文を参照に書かせていただきました。http://www.jdba.or.jp/個人賛助会員(3000円)になると、協会だよりも届きます。ぜひ、協力したいと思われる方は、詳細をご覧ください。http://www.jdba.or.jp/request.htm
2013.09.08
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