柴楽日記

柴楽日記

2017.07.01
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カテゴリ: グルメ・旅
昨日の続き。
美幌峠にて眼下に広がる雄大な景色を一枚。

たくさんの楽しい旅の思い出が詰まった屈斜路湖に別れを告げ、網走方面へと進んで
行きます。

道中の何気ない風景もホントに絵になります。

網走市へと入り、再び天都山を登り、やってきたのは博物館網走監獄。

この博物館は、今から40年以上前に網走刑務所が改築されることが決まったことを受けて、
網走新聞社社主 佐藤久氏が歴史的建物の価値を後世へ伝えるべく、網走市、北海道、そして
法務省の協力を得て設立された財団法人により、明治期に建造された網走刑務所の旧建物を


その後、敷地内の多くの建物が重要文化財や登録有形文化財に指定され、現在に至っています。

木造の行刑建築物としては世界最古と言われているこの五翼放射状平屋舎房も重要文化財
となっています。
教科書には明治期の我が国の北海道の開発を担ったのは屯田兵だったと記されていましたが
その動きに先行して、南下政策をとるロシアの脅威に対処するため、ここに収容されていた
人々が幹線道路の開発などの厳しい突貫工事に従事していたといった解説が館内にてなされて
いました。
今日、この地を訪れて私たちが目にする自然の豊かさと開墾された人工美が織りなす独特な
道内の風景はこうした先人たちの築いた礎の上にあるものなんだなといったことを改めて
感じさせられます。

館内ではライラックの花が見ごろを迎えていました。



短い時間ではありましたが、いろんな道東の顔を垣間見れた様な気がした素敵な旅でした。
またいつの日か訪れる機会に恵まれといいな・・・。そんなことを思いながら機上から小さく
なっていく北海道の景色を眺めながら帰途に就きました。





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最終更新日  2017.07.06 23:06:22
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