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2006年12月12日
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「この哲学から日本の復活がはじまる 上下巻」

鈴木繁伸・芳村思風共著 
  株式会社マネジメント・ブレーン刊  価格1500円+75円  
1999年の4月

【本の目次】

■上巻
□はじめに
□第1章・・・21世紀日本の使命
□第2章・・・脱近代の理念と新しい価値観
□第3章・・・時流、独創の精神と経営について
□第4章・・・脱近代の人間性
□第5章・・・感性論哲学の基本原理
□第6章・・・人生哲学の基本原理
□第7章・・・実現するべき自己の発見
□第8章・・・成功への階段を登る
□おわりに

■下巻
□はじめに
□第9章・・・愛の実力をつくる
□第10章・・本物の人間とは、何か
□第11章・・人格論
□第12章・・境涯論
□第13章・・感性論哲学とは、どのような哲学か
□第14章・・教育論
□第15章・・感性論哲学の興亡の原理
□おわりに



■感性論哲学は、深い歴史観を基に、人生観、世界観を語り、教育、政治、経済、社会、文化の各分野の本質を明らかにして、未来への理念を指し示しています。・・・
この感性論哲学の理念を軸に、国民1人1人がその生き方や夫婦、家庭の在り方を考え、新しい教育や経営の在り方を創っていけば、その変化は日本から世界に及び、人類の人間性は飛躍的に進化、発展していくと確信しています。私は特に中小企業の社長の方に、この哲学を軸にして、自分の言葉で社員に目標や理想を語っていただきたいと熱望しています。なぜなら、今の若者を本当に蘇らせることができるのは、実は顔の見える身近にいる会社のトップである中小企業の社長しかいないからです。(はじめに)

■日本人は新しい時代を創る民族ではなく、新しい時代の過渡期を担う民族であるという自覚を持つ必要があるのです。・・・日本人には第二のギリシア人、第二のルネッサンス人になるという自覚が必要なのです。(P16)

■「カオス」とは「秩序を模索する働き」です。・・・
全ての存在は、「秩序を模索する働き」を持って存在しているのです。(P19)

■最新の量子力学の宇宙観では、宇宙は、真理や法則によって動いているのではなく、一瞬一瞬新たなる秩序を模索しながら生きていると考えるようになってきました。
宇宙の最終的な姿や物質の最小単位も「カオス」または「ゆらぎ」である事がわかってきました。この事から永遠に変わらない本質はなく、事実は変化し続けている。
つまり「真理は1つ」ではなく、「真実は無限」なのだ、というふうに世界の考え方が変わってき
たのです。(P34)

■感性論哲学の基本的な考え方は、我々が「俺」「私」と言っている実体は感性であり、実感と本音こそ偽りのない自分そのものだ、ということです。
そして、感性論哲学は人間や生命の本質も宇宙の究極的実在も感性であり、それゆえ感性は人間と生命と宇宙を貫く窮極的原理であって、感性が精神を創り、感性が肉体を創る、という全く新しい人間観を創りました。(P36)

■感性論哲学は、「人間性の陶冶と金儲けを一石二鳥でやる」という方法です。
自分の仕事を通して自分を鍛えていくのです。
全ての職業は、原理的に言って、その職業に従事する人間を、人に喜んでもらえるような仕事の仕方ができる能力と人間性を持った人間に鍛え上げる、という道場としての価値を持っています。
そうでなければ、職業として成り立たないからです。この意識で人間が労働し始める事によって、人間の価値観が変わり、明らかに、我々人間は資本主義経済、キャピタリズムから脱却できるのです。
このような新しい労働観を原理におく事によって、資本主義経済ではない新しい経済システムが誕生するのです。(P42)

■平等に代わる新しい時代の理念として、感性論哲学では「和道」という言葉を掲げます。全世界のこれから何百年間かにわたる人類の新しい理念として、平等に代わって「和道」の理念を掲げるのです。(P49)

【下巻】
■愛は努力して創っていく芸術であり、文化です。世間では「結婚は墓場だ」と言われますが、その意味する所は、結婚は「恋の墓場」であるが、「愛の始まり」である、と理解しなければならないのです。(P16)

■どうすれば人間が人間を信じて、信じ抜いていく生き方が可能になるのでしょうか。
そのためには理性と感性の協力が必要になります。まず、理性を使って、人間は信じられないものだと認識する必要があるのです。
なぜなら、理性的に考えれば、人間は不完全な存在であり、不完全であるが故に失敗をしたり、罪を犯したり、嘘を言ったり騙したり、裏切ったりするものです。人間がそういう不完全な存在であると事をまずは理性的に十分認識する事が大切です。 
 そして、人間が不完全で信じられないものである事を本当に理性的に認識した人間はどうなるか、と言いますと、嘘を言われた場合、それが人間なのだと思うのです。騙された場合にも、それが人間なのだ、という理性的認識を持てるのです。
しかし、人間は決して嘘を言いたいのではなく、裏切りたいわけでも内のです。人間は不完全であるが故に裏切らなければならないような状況に追い込まれてしまい、心ならずも裏切る行為をしてしまう事がありますが、それが人間の人間たる故の弱さなのです。
 だから、この事を感性にまで落とし込めば、人間は嘘を言いたくて言うのではないのだから、その人間の心を信じよう、という事になるのです。
人間が人間を信じるとは、そういう事なのです。信じるのは、理性ではなく、心です。感性です。信じるとか、願うとか、祈ると言った事は、感性の問題なのです。故に、人間が人間を信じる為には、
どうしても感性にまて、心にまで、その原理を落とし込まなければならないのです。
(P24)

■人間の本質を理性と考えると、人間が人間に話をする場合に、相手の理性に対して話をする、という意識で話す事になります。これを説得の論理と言います。
説得の論理は、権力構造にはまりこむ論理です。
だから人間は説得されると、「説得されたくない、権力構造にはまりたくない」と反感を覚えるのです。
 感性論哲学では、人間の本質は感性であり心であるのだから、人間が人間に話す時には、自分の心(感性)を使って相手の心(感性)に向かって、相手に分かってもらうように話す(命の語りかけ)事になります。それを納得の論理と言います。納得の論理とは、人間に話すという事を自分の心を使って空いての心に向かって話す事だと考える論理です。
心を使うとは、願いと祈りを持って話すことであり、相手の心に向かって話すとは、分かってもらえるように話す事です。(P34)

■より以上を目指して生きる生き方は、人間的魅力の源泉でもあり、生きがいもそこから出て来ます。生きがいを失った人間は、必ず目標を失った人間です。
生きがいを回復させるには、どんな事でもいいから、より以上を目指して生きる事です。
すると、徐々に生きがいが戻ってきます。何か1つの事に打ち込んでいる人間の姿には、何かしら人を惹きつける魅力があります。原理的に言って、より以上を目指して生きるという姿勢からしか人間的魅力は出てきません。(P60

■人間性における成長(新しい気づきの積み重ね)





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最終更新日  2006年12月12日 08時47分19秒
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