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工藤 慎太郎

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2005.12.06
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カテゴリ: 日常
昨日は更新できずに失礼しました。


毎日書くのを習慣付けている日記ですが、1日でも書かない日があるっているのは、結構なストレスですね。

さて、私は毎日、相変わらず歳三(父の愛犬)の散歩に出かけています。朝と夕方の2回です。
散歩をはじめた頃は、近所の公園を1周するだけでした。時間にして、1回20分程度のものでした。

歳三が公園に慣れてくるに連れ、もっと長時間、公園に居たがるようになりました。なので、公園を周回する数を2周に増やしました。それでも、ただ公園の遊歩道を歩くだけでしたので、1回にかかる時間は35分程度で済んでいました。

ところが、最近の歳三は公園にも慣れ、私にも気安さを見せるようになってきました。遊歩道を外れて、草地や山の中に入りたがります。全部拒否するのは可哀想だし、かなり力強く引っ張られることもあって、私も歳三の行きたがるところへ行ってやることにしました。

そうしたら、1回の散歩に費やす時間が、50~60分に増えました。これは無職でないと、1日に2回も付き合っていられない時間でではないでうか。
そういう次第で、ただの散歩にしか外出しない日も多いですが、この寒風の下、汗ばんでくるまで歩き回っています。



歳三に対する不満に対して、私がかなり厳しい口調になっていることに気付いたのです。

このごろの歳三は、歩き回る範囲だけでなく、他にお散歩をしているよそのワンちゃんにまで関心を示すようになってきました。興味の幅が広がることは良いことだと思うのですが、歳三の場合、気になったワンちゃんには、唸りながら素早く近づいていきます。

歳三が他所様に噛み付く訳はないのですが、中型犬としては大きい部類の歳三が勢いつけて近づいていくと、まるで襲い掛かろうとしているみたいな印象を受ける方が多いです。中には、悲鳴を上げて逃げていくおばさんもいました。

それでは誤解されているようで悲しいので、散歩のパートナーとして、歳三を躾けようとする私がいます。
精神的に余裕があるときには、笑いながら相手の飼い主に謝り、まだ歳三がほかの犬に慣れていないこと、それでも相手に関心があることを説明していました。

けれども、ここ3日間の歳三は、ちょっと元気が良すぎます。引っ張られているこちらも疲れますし、サイズの小さいワンちゃんの場合は、かなりの恐怖を感じている様子も伺えます。

手に負えなくなった感じの私としては、だんだん歳三を頭ごなしに叱り付けるようになっていました。そうすると歳三も反感をもって、こちらを睨みますし、その静止を振りほどこうともがきます。

今朝の散歩をしているときに、ハッと気付きました。
これでは、相互に不信感とイライラを募らせているばかりだと。

そのときから、再び、歳三を宥めるように、やさしく語りかけるように心がけました。
「もっとゆっくり歩こうね」


夕方の散歩は、ほとんどそれに終始しました。16時に出発したこともあって、公園を2周していても、まだまだよそのワンちゃんたちがお散歩しています。
何頭かに近付いていって、飼い主さんともゆっくり話できる時間を設けました。
そうすると、相手のワンちゃんも怯えた表情は見せずに、歳三が近付いていくのを、待っていてくれたりしました。

これが今日の成果です。

相手の(この場合、歳三)気持ちをないがしろにして、一方的に怒鳴りつけるだけでは、こちらの真意を伝えることは出来ません。かなり難しいことだと思います。


これだけでは犬の散歩の注意点ですが、うつ病を患っている自分にも通用することではないか、そう考えました。

これは私が自分におこなってきたことを反省しての言ですが、必要以上に自分を貶めて、相手だけが正しいと信じ込もうとする傾向がありました。
結果、悲鳴を上げている自分の心を、踏みにじってきたのです。

どんどん自分を苦しい方向に追い込んでいたのは、自分自身だったのです。

主治医は「自分を苦しめる思考の悪循環」と指摘してくれました。

犬の散歩を自分の「義務」と感じとめるようになっていた私は、歳三を叱り付けることしか出来ない、心に余裕がない状態になっていたのです。

毎日の心の慣れ、日常化というものは、悪い方向に出れば怖いものだと、思い知らされました。
それでも視点を変え、今していることを精一杯楽しもうとすれば、他人との交流もできる、素敵な場でした。犬の散歩をするのっていいなと、改めて感じてきました。

知らず知らずのうちに、自分の日常を「義務化」してしまう心の傾向も、怖いな、と感じました。

最初に世話になった精神科医が言っていました。
「自分に鞭打たん程度に、身体を動かしてな」

これは、体力維持のための運動にだけ限定した言葉ではないな、と気付きました。

はじめ自分がやりたいと思った「目標」が、それを続けていくうちに「義務」や「ノルマ」になってしまっていました。
そんな意識を持つと、自分の精神に鞭打っているようなものです。

ゆっくりゆっくり。今の自分に出来る最低限のこと。
そこからはじめて行っても、いいじゃないですか。

自分で自分を追い込まない、自分を責めない。
そうやって生きて行きたいです。






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Last updated  2005.12.06 22:23:03
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