(1) 授業 ◆3年選択「オーラルA」(俗称「英会話」)のメンバーで英語劇をやるのは本校文化祭の定番としてすっかり定着した。今年は15名。2クラス(8名と7名)に分けて授業。昨年までは、一人で担当してきたが、来年以降の引き継ぎの意味もあり、別の先生と二人で担当している。15人中男子は一人で、担当クラスは女子のみ7名。それぞれ2時間連続の週1回の授業で、うち1時間は日本人教師が単独でビデオを使ってのリスニング中心の授業(テキストはOnly in America, Oxford)。もう1時間はAETとのteam teachingでプリントを使用。講座名はオーラルAになっているが、オーラルC的なものを目指している。
(2) 上演まで ◆1学期の授業での仕込み:意識的に4月~5月の授業で声を出すことの楽しさを実感させる。徹底的にほめて、その気にさせることがコツ。「ふつう」の授業では生きていない音声を感情を込めて言ってみる楽しさを体験するとともに、クラス作りにも役立てる。 [参加者とワークショップ形式で行いました。] 1. ペアワークで「1度目は感情を入れず読む。2度目は感情を込めて読む」 a. What a beautiful sunset! b. Watch out! Itユs hot! c. I'm bored and sleepy. d. He's terrible! I hate him. 2. 3人で「指示された感情を込めて読む」→相互評価 a. Going, going, gone! It's a homerun! (loudly) b. Leave me alone, will you? (angrily) c. Whatユs the matter? You look pale. (anxiously) d. Hurry up! Weユll miss the bus. (impatiently) e. That's a funny story. Ha-ha-ha. (laughing) 3. ペアワークで「適した声と表情で読む」 a. Paul, hurry up! The busユs leaving! (Takeshi shouted.) b. I'm sorry to hear about your father's death. c. The first prize winner is (Takeshi Suzuki.) Who? Me?! (Takeshi said in surprise.) ・「ささやき」作戦で英語劇をやる生徒を増やしていく。 ここでリーダーになりそうな生徒を通じて声をかけていくのが常道。 ・7/3 放課後会合 上演候補作品の提示、その後、放課後会合 上演作品の決定 ・7/19(終業式)放課後会合 台本version 1の配布、配役の仮決定 ・7/31 配役最終決定、練習:主として、セリフを覚えながらの通し読み ・8/10 練習 8/21 練習(この日より体育館ステージにて) 8/31 練習 ◆2学期開始:授業で練習(9/13、9/20)。生徒が2クラスに分散しているため、クラスをくずして英語劇に出る生徒を萩原とブランドンで指導。残りはもう一人の教員が授業。 放課後は個別に発音のチェックと矯正を行った(本格的にやったのは今年が初めて)。 ・9/15 午前中練習(視聴覚室で) 9/18-19 一部生徒で小道具作り(金庫) ・9/20-21 放課後、音響の選定。音響の決定と録音。 ・9/22 全日準備(体育館でリハーサル)朝7時30分より練習 ・9/23 文化祭当日(第1回公演)(体育館で7時より練習) ・9/24 文化祭当日(第2回公演)