(1)萩原一郎さん ・ 辞書引きコンテスト(例会参加者用に作ったもの) (1) 「ニート」:young people Not in Education. Employment, or Training(学生でもなく、仕事にも就かず、専門的技能を学んでもいない若者) (2)「ロハス」な生活:Lifestyles of Health and Sustainability (健康と地球環境維持の意識の高い生活様式) (3)「ドッヂボール」:dodge ball(素早く身をかわす+ボール) (4)「ガバナビリティ」:governability ableを生徒に辞書で引かせる良い機会になる。 ableは「~されうる」という受け身の意味があり、 govern(統治する)+ableは「~されうる」 =統治されうること=被統治性/統治のしやすさ/従順さ [会報担当から:例会の後でgovernabilityは第2次対戦後の日本の従順さ(?)と現在のイラクの支配のし難さという文脈でも語られうると気づき…、呆然+愕然としました。] (5)「スイート」:suite(一続きの部屋) ・ 生徒の間違い 「cell phone(セルフォン=携帯電話)をCellophane(セロファン)と取り違える」 「品詞で【副】と【複】を取り違える」
(2)参加者の実践 ・ 中1での辞書引きの指導(棚谷孝子さん) (1) egg(卵)→ eggplant(ナス)、dragon(竜)→ dragonfly(トンボ) (2) カルタづくり:絵札+字札をつくり、みんながあまり知らない 単語をクラスメートに伝える。 例えば debt+「借金で首が回らない」、 adult+「外見はadult、中身はchild」など。 ・ 高校の辞書指導(和田さつき) apply for a job「職に応募する」ようにapply for ~のあとには「求めているもの」がくる。 apply to three universities「3つの大学に申し込む」のようにapply to ~のあとには「申し込む場所」がくる、などを確認させる。