白川街道
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先々週の『宇宙戦艦ヤマト2199』第17話「記憶の森から」で、古代守の愛読書として登場した「中原中也詩集」。その代表作として、唱われていたのが、この詩集の表題にもなった、「汚れつちまつた悲しみに・・・・・・」。 真田の回想の中、まだ地上に構造物があった頃の地球で古代守と見上げる、曇った薄暗い空。ガミラスの遊星爆弾は、地球各地に落ち始めているようで、「核の冬が来るかもしれない。」と心配する真田。折しも空から雪が降り始め、「・・・・・・今日も小雪の降りかかる」と回想に続けられる。 真田さんは、遊星爆弾が核と認識していたのだろうか?かつての放射能除去装置コスモクリーナDに名付けられたコスモリバースシステムという名前。地球環境を再生するシステムというのだが、一体どうやって、あの赤茶けた大地を再生するのか?ガミラスやイスカンダルの位置すらわからないまま、意識不明のユリーシャの記憶だけを頼りに闇雲にマゼラン星雲へ飛ぶヤマト。リスク高すぎないか、ヤマト。どうせ戻れなければ、地球は再生しないと思って、一か八かの作戦ばかりとる病気の沖田艦長もどうかと思うぞ。 遊星爆弾は、冥王星前線基地で小惑星を破壊して地球に向け飛ばされていたのですが、ワープでもさせない限り、地球に着くのに10年、20年とかかりそう。核装備をどこでしているのか?やはり、通常の隕石が落ちてくるだけなのか?福島の事故が起きてわかったことは、原発は、事故が起こって止まったあとも、人間が燃料棒を冷やすなどお守りをしてやらないと、メルトダウンを起こすということ。遊星爆弾で、地上のありとあらゆるものが破壊された地球は、当然、原発のお守りもできないので、原発跡地では、方々でメルトダウンが起き、仮に遊星爆弾が普通の隕石に過ぎなくても、地上は深刻な放射能汚染にさらされていて、やはり、コスモクリーナーDが必要な環境には変わりがないようです。 さて、当の中原中也ですが、巻末の解説や年譜によると、少年の頃は、神童と言われながら、文学に熱中して落第。17歳で女優と同棲、小林秀雄と三角関係。日大予科に入学するも、親に黙って中退。父親が死んだ時も、喪主でありながら帰省せず。とかなりな破天荒。文学者なんてこんなもんだと思うが、教育改革に熱心な自民党のセンセイ方は、どう思うのでしょう。 この本は、巻末に、秋元康が中原中也への想いを語った一文を載せているところが他社の中原中也詩集と違うところ。中原中也にまつわる、高校時代のリリカルな思い出話です。 にほんブログ村→トップに戻る
2013/08/11
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